破れたカラーバック紙で印象的な写真を撮る為のライティング

破れたカラーバック紙で飛び出すイメージの写真を撮る。

阪急上新庄駅もしくは大阪メトロ今里筋線だいどう豊里駅からどちらも徒歩14分の場所にあるレンタル撮影スタジオ・ポムスタ。2つのパーティションに別けられており、黒スペースと白ホリゾントの他にファンシーな小部屋風のあつらえと、バック紙を使った撮影が出来る。この日はどこで撮るか幾つかスタジオの候補が上がったが、値段がお手頃価格なのと、破れたバック紙を使って壁から飛び出したような写真が撮れるということで、ポムスタに決まった。

だいどう豊里駅からだと同じ大阪メトロでも東梅田から一駅乗り換える必要がある。一方で阪急の場合は大阪方面からなら梅田から高槻・京都方面行きを直通、神戸方面からは十三で同じ電車に乗り換える事になる。

以前にもピプノシスマイクのコスプレ撮影をこのスタジオで行った事があり、双方の駅からスタジオに向かった経験から言うと、だいどう豊里駅からはやや道順が複雑。大雨だったこともありスタジオに到着するのにやや難儀した覚えがある。雨も強かったし駅から路線バスで行けないか検討した程だ。

一方で阪急上新庄駅からは広い道1本、直線でスタジオに着く。駅を出でスタジオの方角に向かい左手側の賑やかな界隈に出て道をずっと歩くとスタジオ。間違えて駅の右側に出ると線路を挟むことになり、広い道に辿り着くのに遠回りして地下道をくぐらなければならなくなるが、階段の段数は少ない。時間帯によっては学生もウジャウジャ通るので面倒だ。

徒歩14分は重たいカメラバッグやライティング機材、衣装の詰まったカートを引っ張りながらではそれくらいはかかるが、手ぶらで歩けば10分程度の距離だろうか。

阪急上新庄駅周辺はサイゼリアや鳥貴族などたくさんの飲食店が軒を連ねているので、アフターのお店選びにも困らない。

約1ヶ月ぶりに前と同じメンツで撮影。名物の破れたバック紙を使った撮影を試みた。撮り方やライティングを解説していきたい。(全文:3,100字)

今回の撮影で使用したレンズ