夜の人物撮影、ストロボを使うか否か – ストロボを使わない理由

深夜1時まで撮影。

この日は「ユージどんが終電に間に合う時間まで撮る」事になっていたのだけれど、成り行きで近くのホテルを取って貰い深夜の1時まで撮影することになった。夕方5時過ぎから撮影を始めたから、8時間撮影していたことになる。間に小休止やバス停がどこか分からなくて困っていた外国人観光客の応対をしたから、実質7時間撮影だろうか。

件の観光客はホテルのシャトルバスを探していたのだが、見せて貰ったホテルのサイトの地図が実に分かりづらい。土地勘もないし、専用のバス停もなかったので、やって来た別のバスの運転手に、このホテルのバスはこのロータリー広場に停まるかと尋ねて事なきを得た。

もう一つの出来事。夕方4時頃にりんくうタウン駅に着いて、駅構内のローソンで買ったスパゲティを食べようと椅子を探していたら、ちょうど椅子の設置されてある吹き抜けのフロアでアイドルライブをやっていた。せっかくカメラを持ってきていたから積極的に撮影していったが実に楽しい。たまには気分転換にアイドルライブを撮るのも良いだろう。レイヤーさん達の着替えも時間が押していたこともあり、最後の1時間、彼女たちの熱演を撮る事が出来た。無料ライブだそうだ。

撮影を終えスパゲティを食べ終わり座って待っていると、先程のアイドルの1人が近づいてきて、「今日逢いに来てくれたんですか?」と聞かれた。実際は通りがかっただけなのだが、話の流れで生半可な返事をすると、チラシを渡され、これこれこういうユニットだと説明を受けた。

このとき食べたスパゲティと家から持参したスポーツドリンクのおかげで、深夜1時まで撮影しても体力が尽きることがなかった。だいたい撮影終わりになるとお腹ペコペコで、重いリュックサックとショルダーバッグを背負って帰路につこうとしても、力が湧かず足取りも重たくなる。ところがこの日は軽快に歩いてホテルに辿り着くこと事が出来た。

冒頭の1枚は夜に撮影。ライティングについて、ストロボを使うべきか否かで迷った。ストロボを使わなかった理由について解説していく。(全文:2,500字)

  • ストロボを使用しない理由
  • ISO感度の設定
  • 望遠レンズの使い方
  • もしもストロボを当てていたら・・・?

今回の撮影で使用したレンズ