野外で臨場感溢れる写真を撮る為のライティングとカメラの設定

まるで画面から浮き出るかのよう。

前回の記事とは別の日に撮影した写真だが、暑かった。時期は6月中旬だったが、もう夏を先取りしたかのような暑さ。

6月頃になると、撮影依頼もスタジオが多くなる。野外の公園は暑いから行きたくないという意見が幅を利かせる。それでクーラーの効いた快適なスタジオで撮る事になるのだが、この日は野外が良いということで電車と徒歩で1時間半ほどかかる公園にやって来た。案の定暑かった。コーラを奢って貰った。

作例の撮影時刻は夕方頃に入っていたから、暑さも若干和らいでいたかも知れない。

さてTwitterに上げて貰った写真をiPhoneに保存して、同期しているiMacパソコンで閲覧してみると、実にシャープネスが強くて解像感カリッカリの写真に仕上がっていることに驚いた。

この解像感が豊かすぎる写真はどのようにして撮ったのか、カリッカリに撮れる要素はいったい何なのか、このライティングはどうなっているのか、順を追って解説していく。(全文:2,200字)

  • カリッカリに撮る為のライティング
  • カリッカリに撮る為のレンズとF値
  • カリッカリの写真に仕上げる為のカメラの設定
  • シックに見せる為のレタッチ
  • 明暗差を付ける方法

今回の撮影で使用したレンズ