新緑のトンネルでレフ板をどう使う?

緑のトンネル。

以前投稿した記事で、六甲アイランドに行くには六甲ライナーを使う他に、西にグルッと迂回して徒歩で行けるというようなことを書いた。実際に歩いて行ったわけではなく、Googleマップを見て判断したのだが、本当に歩いて人工島の六甲アイランドまで行けるのだろうかと先日試しに歩いてみたら、西に迂回する他に最短ルートを見つけたので、写真の解説に移る前に紹介しておきたい。

といっても衣装や小道具、メイク道具の詰まったカートをガラガラ引いたり、重いカメラ機材を抱えて歩くには最寄り駅から30分以上かかるので、余りお薦めできるルートではない。六甲ライナーを使った方が手っ取り早いし楽だ。世の中だいたいのことはお金が解決してくれる。

しかしながら2日連続でリバーモールのコスプレイベントで撮る事があり、また六甲ライナーは2,3駅程度でも片道250円と割高なので、どこか節約しておきたいという意識も芽生える。2日連続2往復なら1,000円の交通費が節約できる。

また最近健康のためにウォーキングを始めて体重を減らしたいので、イベント参加のついでに歩いて行ければ一挙両得というわけだ。

六甲アイランドに徒歩で行くルート

六甲アイランドに電車で行くには、JR神戸線住吉駅もしくは阪神電車魚崎駅で下車して、六甲ライナーに乗り換えとなる。住吉駅から六甲アイランドまで歩くと10分ほど距離が伸びるので余り現実的ではない。魚崎駅で降りる場合は、歩いて行くこともまぁなんとかなる。

阪神魚崎駅の改札を出たら、左手の階段を降りる。駅を出ると右手に住吉川が流れているので、そちらの橋の方へ向かい、川岸へと続く階段を降りる。

そこから海に向かって歩く。山の反対側の方角が海だ。しばらくすると緩やかな登り坂になり道路に出る。右折して橋を渡る。六甲ライナーの高架橋に沿って南へと向かうと、南魚崎駅に辿り着く。

エレベーターで上る。ホーム内の連絡橋を渡り、再びエレベーターで下に降りる。結構高いので、階段で上り下りするのは無理だろう。

更に南へと向かうと赤い大きな橋に辿り着く。渡りきった先に歩道橋があるので、登って更に南へ行くと、小磯美術館の側、アイランド北口駅に辿り着く。何度もイベントに来ている人ならその先の解説は不要だろう。更に南へと歩くとリバーモールに到着。

およそ3,40分くらいかかるから、荷物のことを考えたら、やはり歩いて行くのは現実的ではない。しかし数ヶ月ほど前にこの六甲ライナーが何かのトラブルで停止したことがあり、朝から通勤客、特に学生らが住吉川にわらわらとたむろするという珍事が生じた。30年近く前の阪神大震災に次いで2度目の陸の孤島となったわけだが、そういうときは先程の最短ルートで歩いて六甲アイランドに行く事も選択肢に入れておくのも良いのではないか。タクシーを使うのが最も賢明だとは思うが。

薔薇の咲いていない遊歩道で撮る

コスプレ撮影の話に戻そう。作例は5月になると薔薇が咲き誇るリバーモールの遊歩道だが、四月の下旬ではまだ一輪も咲いていなかった。どういうわけかここで撮ろうとなり、準備を始めた。野外での手狭な場所でのライティングを見ていきたい。(全文:2,500字)

  • フェスティバル開催中のリバーモールの様子
  • レフ板をどう使うか
  • 太陽の位置を意識して撮る
  • 135mmレンズを使った理由

今回の撮影で使用したレンズ