エアコンから出てくる風が臭いという母からの相談を受けて、さっそくインターネットで話題になっていた方法を試してみた。
エアコンを冷房モードにし、温度を16度に設定して、1時間つけっぱなしにする。窓は開け放つ。30分で良いんじゃないの?と電気代のことを心配されたが、これもネットで調べたら、エアコンの最大出力と電力会社の定める電気代から導き出すと、20円〜40円くらいしかかからないらしい。実際どうかは分からないが、専門業者に清掃を頼むよりは安くは付くだろうということで試してみたのだった。
1時間タイマーに設定したので、電源を切り忘れる心配はない。実際に1時間後、母に匂いが取れたか尋ねてみたら、匂わなくなった!と喜んでいた。
エアコンの匂いを取る方法が広まるきっかけとなったツイートがこちら。
最近エアコンつけるとよっさんと野田君を合わせた臭いがして内部クリーンやっても、フィルター洗っても取れないから電話して聞いた。そしたら、
窓全開で16℃で1時間つけろと。試したらウソのように臭いが消えた(・・;)
同じ症状で困ってる人いたらやってみ(^^) pic.twitter.com/OLBrAHnZep— 凶暴パンツ@日本全国のエアコンお掃除業者を敵に回した男 (@kyouboupant) 2018年7月7日
後日ねとらぼが、三菱電機に取材して、その原因と効果のほどを立証していた。
「エアコンの嫌なニオイが完全に消えた」 “窓全開、16度で1時間つけっぱなし”で本当にニオイが取れる理由(ねとらぼ)
エアコンを作動させると、部屋の中の衣類や汗、化粧品、その他諸々の部屋の中の匂い成分がエアコンの中に吸い込まれて熱交換器に付着し、混ざり合った匂いが異臭の原因になっているという。それを16度でクーラーを作動させることで結露水を発生させ、匂い成分を洗い流すのだそうだ。ということは外のホースか何かから水が出ているのかな。ウチのエアコンはパナソニック製だったが、見事に匂いが取れた。
先日エアコンのフィルターを掃除したばかりだったので、何でまた匂うのだろうと不思議だったが、匂いの原因が分かったし解決法も分かって一挙両得だ。