iMacで写真データを圧縮フォルダに変換する際に便利なショートカットキーを紹介していく。撮影したデータをお渡しする際の圧縮フォルダ作成時に役立てて頂きたい。
- Control + ファイルをクリック・・・右クリック(MagicTrackPadはダブルタップ)メニュー表示
- command + control + I (大文字のi)・・・「情報を見る」を実行
- option + command + W・・・複数ウィンドウを一括で閉じる
以下は圧縮フォルダの作成方法と、各ショートカットキーの詳しい解説。
iMacでもフォルダを圧縮できることを知る
iMacを購入してから早半年が過ぎた。Windows機を20年超使ってきた身としては、慣れるのに時間がかかった。ファイルの取り扱い、特にコスプレ撮影の写真のお渡しの為に圧縮フォルダを作成する際の扱い方に関しては最初戸惑うところがあった。
iMacも当初は慣れないもので、フォルダを圧縮フォルダに変換するメニューを見落としたりしていて、70ファイルほどを一括選択して、ダブルタップでメニューを表示させ、「70項目を圧縮」というやり方で、圧縮フォルダを作成していた。
このやり方だと、元のファイルと圧縮フォルダが同じフォルダ内に併存した状態になる。圧縮し終わるとフォルダのトップに自動的にスクロールするので、どこまでのファイルを圧縮したか分からなくなり、ファイル名を記憶していなければならず、とても面倒だった。
しかしiMacでもフォルダを圧縮フォルダに出来ることに気づく。今までの手間は何だったんだ。
新規フォルダを作成し、だいたい700MBから800MBに収まる程度のファイル数、例えば70ファイルほどをフォルダに移動させ、当該フォルダをMagicTrackPadをダブルタップして、「(フォルダ名)を圧縮」を実行すれば圧縮フォルダが作成される。
一括選択したファイルの総計の情報を見たいときに使うショートカットキー
ファイルを一括選択した際には、念のため、ショートカットキーのcommand + control + i で複数ファイルの合計容量を確認する。700MB〜900MB前後なら、情報ウィンドウを閉じ、MagicTrackPadを二本指でタップして(マウスの右クリックに相当)、「(フォルダ名)を圧縮」をクリックする。圧縮が始まり、完了すると「カンッ!」と効果音が鳴る。
iMacの場合、複数ファイルを選択状態で右クリックで「情報を見る」を実行すると、選んだ数のファイル数だけウィンドウが表示され、選択したファイル数によってはブラウザクラッシュのような状態になる。90ファイル選んで実行してしまった場合は、90個のウィンドウが表示されることになる。
さて、今回の記事、iMacの消費電力について書くつもりで筆を執ったのが、どういうわけか話が始めから脱線してしまった。話題は分けて書いた方が良いから、今回はiMacでファイルを扱う時に便利なショートカットキーについて最後にまとめておきたい。
右クリックや二本指でタップの代わりとなるショートカットキー。
1ファイルのみの場合
Control キーを押しながら、ファイルをクリックする。
複数ファイルの場合
複数のファイルを選択した状態で、control キーを押し、選択中ファイルのどれか一つをクリックする。
ファイルやフォルダの詳細情報を閲覧するショートカットキー
選択中の複数ファイルの総ファイル数や総容量などを表示させたい時のショートカットキー。「情報を見る」を実行できる。複数のファイルを選択中に実行する。
command + control + I (大文字のi)
複数ファイルを選択中に右クリックで「情報を見る」を実行してしまうと、ファイル数分だけウィンドウが表示されてブラウザクラッシュのような体になるので注意。もしそうなってしまった場合は次のショートカットキーで一括で閉じることが出来る。
複数ウィンドウを一括で閉じるショートカットキー
複数選択中のファイルを、間違えて右クリック(MagicTrackPad使用時はダブルタップ)の情報を見るを実行して、ファイル情報のウィンドウを複数表示させてしまった場合に、一括でウィンドウを閉じるショートカットキー。
option + command + W
この3つのショートカットキーを覚えておけば、iMacでのデータ受け渡し作業が捗ることだろう。