桜の花びらが舞うコスプレ写真

月が変わって8月。ここ最近、10年以上前に撮った写真を見返しては懐かしい気分に浸ることがたびたびある。夏生まれのせいか、他の月と比べてノスタルジックな思いに囚われる事が多い。

そしてついにそれらの写真をiMacの壁紙としてローテーション表示することにした。このパソコンを購入してから6年になるが、今まで壁紙にしてこなかったのが不思議なくらいで、高画素カメラで撮影した写真なのだから、5K Retinaディスプレイの美しい描写を生かせるのに、なぜ設定しなかったのか。JPEG変換するのが面倒くさいという理由はあるが、見ただけで満足してファイルを閉じていたのだろう。

そして十数年前に撮った写真でも、画質が美しいためか、昔の出来事が昨日のことのように思い出される。これが白黒写真とか昭和後期平成初期のフィルムカメラで撮ったとかグレインの多い写真だったならば、また違った感想を抱いたことだろう。

夏の話から入ったが、作例は春の写真。ちょうど4ヶ月前の撮影になる。今暑い暑いと言っているが、この日は小春日和だった。あと4ヶ月したら冬で今度は寒い寒いと言っていることだろう。

四季の風土に恵まれた日本。桜の花びらも舞い春らしい写真が撮れた。撮影から4ヶ月も経つと春の日に見た夢のよう。どのように撮っていったのか、振り返っていきたい。（全文：2,200字）