昨年夏にみなと神戸海上花火大会を掬星台から撮りに行ったついでに、1,000万ドルの夜景も撮影してきた。夜景だけではなく昼間の場所取り待ち時間の間には掬星台の展望台から壮大でありながら静けさに満ちた景色を撮影していたのだが、肝心の夜景は同日に開催されていたなにわ淀川花火大会の煙でやや悔いの残る写真となった。
それから1年以上経ち、Canon EF135mm F2L USMを購入したこともあり、またそれ以前から寒くなる前に掬星台からの夜景を撮りに行く計画を立てていて、今週末が気候的には限度だろうと空いている日を見つけて新調したばかりのカメラリュックを担ぎ、電車とバス、摩耶ロープウェイを乗り継いで行ってきたのだった。
持っていったレンズは七本。まるで賤ヶ岳七本槍のような顔ぶれで、超広角ズームレンズから超望遠レンズまで取り揃えた。交通費は六甲・まやレジャー切符を阪神三宮駅の駅長室で購入したので、1,900円(阪急版は大人2,050円・小児1,030円 2019年11月現在)。それほど高いというわけではない、大体奈良に行って帰ってくるのと同等の金額だが、どうせお金を払って撮りに行くなら様々なレンズで撮り比べをして、どのような範囲で写るかを記録に残し、プレミアム会員向けに解説記事を書くのが良いだろうという事で、この頁を設けることとなった。掬星台から夜景を撮る際の参考にして頂きたい。(全文:11,600字 / プレミアム会員)
記事の内容
- 山の気温の計算方法。摩耶山掬星台の気温、体感的に寒さはどれほどか
- Twitterでの気象予報士のツイートにまつわる論争について
- 混雑具合・お薦めの曜日
- マジックアワーの作例
- 夜景の作例写真を超広角から望遠まで多数掲載。使用レンズ、焦点距離、カメラの設定、撮影時間を附記。
- 三脚で撮影した写真のブレの原因について
まやビューラインの営業時間
まやビューライン 営業時間・料金(公式サイト:六甲・まや空中散歩)