etoile studio

ライティングの魔力

model:Asa

久しぶりにスタジオで撮影してきた。撮影1枚目のテストショットから、これはいいな、と思える写真が撮れる。肌が凄く綺麗に写っている。この日はライティングのやり方を少しだけ変えてみた。後は我流で。我流と言っても先人のスタジオカメラマンの本を参考にして、この撮り方では自分の持っている機材では無理だから、アレンジを加えてみた。

撮影している最中、なかなか頭が働かなくて構図が思い浮かばない。ここのところ野外撮影だったり、イベント会場だったりで、スタジオで撮る勘が鈍ったせいだろうか。今日の日が楽しみすぎて1時間も寝てなかったせいかもしれない。AFレンズやMFレンズを駆使して、矢継ぎ早に撮っていく。

構図に迷う事もしばしば。ひょっとしたらこの日は、ずっと迷ったままだったかもしれない。頭を使う人は、前日に構図を考えて、スケッチブックにアニメの絵コンテのようなものを描き、それを元に手際よく撮っていく。僕はというと、面倒くさいのですべて現場で決める。だいたいはレイヤーさんが次から次へとポーズを撮ってくれるので、それに併せて構図を決めていく。まるで即興演奏の様にして撮影が続く。

この日彼女は2着用意してきていた。一着目はスマホゲームのラブライブ!スクールアイドルフェスティバルに登場する、写真のような提督の衣装。モデルと衣装の両方がカワイイ写真を撮る時は、完璧な構図なんて面倒なことは考えずに、気持ちの赴くまま好きなように撮っていった方がいい絵が撮れる。撮る枚数も弾みたくもなる。

撮った写真を確認する度に、今までよりも肌が綺麗に写っている事に自分でも驚く。肌が綺麗に写るのはモデルの女子力、この場合はメイク力に寄るところも大きい。後はこちらのライティングの力で、モデルの持つ潜在力を引き出していけば良い。ウェブに上げる分には加工いらずの綺麗な肌に撮れるし、大画面のパソコンで見ても綺麗な肌に写っている。

この日は楽しく楽しくてしょうがなかった。可愛い女の子を撮るのは純粋に楽しい。シャッターも矢継ぎ早に切っていった。そしてデータを見せた時に、「イメージ通り!」と褒めてもらうのが凄く嬉しい。本当は衣装をボカしすぎじゃないかとか背景がちょっと暗いんじゃないかとか細かいところがいろいろと気になるのだけれど、そんな些細なことが吹き飛ぶくらいだ。

これだけ綺麗に肌が撮れると、すっかりストロボライティングの虜になってしまう。はじめからこんなに上手く綺麗に撮れたわけではなかった。撮影の経験を積み重ねるごとに、モデルからヒントをもらったり、試行錯誤を繰り返してようやく辿り着いたといった感じだ。それでもまだどこかに改善できる点はあるかもしれない。この日は白い空間でも撮ったが、白は難しいと感じることが多い。難しいと思うということは、自分の納得のいくライティングが出来ていないということだ。

model:Asa

どういうわけかこの日は平日にもかかわらず、フレンドさんに3人も会った。うち一人の子は駅を出た所ですれ違ったが、彼女だと気づかなかった。「眼鏡をかけてたっけ?」と聞いたら「そう!」と答えたので、可愛い子は話しかけづらいからと答えたらブーイング。そして超有名なコスプレイヤーさんも来ていたらしい。受付でふと見覚えのあるキャップ帽をかぶった姿を見かけた。

ライティングが上手くいくと、次の撮影が待ち遠しくなる。常に挑戦と改善の日々だ。

model:Asa