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コスプレカメラマンへの道! – 最短距離で写真を上達させる為の機材選び

最短距離で写真を上達させるためには、最適な機材選びが重要。

最短距離で写真を上達させるためには、最適な機材選びが重要。

今年の11月でコスプレ撮影を始めて満4年になる。始めた頃はどう撮れば良いか分からずズームレンズ一本で勝負してきた。レンズ選びにしてもライティング機材にしても紆余曲折を経てきた。試行錯誤を繰り返してきたので少し遠回りしてきた感がある。

写真上達には最適な機材選びが重要となる。適材適所の機材を選び購入することで、そのシーンで最高の写真が撮れるだけでなく、機材の買い直しなどを避けることが出来、経費の節約にも繋がる。軍資金を抑えておけば、必要な時に必要な機材を購入することが出来、機会を逃さない。

そこで今回はコスプレカメラマンとして手軽にスキルアップするための近道を書き記していこうと思う。

カメラ選び フルサイズ機とAPS-機の比較

APS-C機にするかフルサイズ機にするかは、画質へのこだわりとお財布の問題だ。本格的にカメラをやる決意があるなら、フルサイズ機一択だろう。やはり高性能だし使いやすい。夜間撮影でも露出シミュレーションで背面液晶を見ながらピントを合わせられる。

問題は重さだ。特に女性の腕にはフルサイズ機は重いらしいので、購入を検討されているなら、実際に店頭で触ってみることをお薦めする。

それでも最近はフルサイズ機を使っている女性の話もちらほら聞く。決して無理な選択ではない。

また、集合写真で全員にピントを合わせて撮ったり、圧倒的な解像感で撮る為には、被写界深度をF8~F11くらいまで絞って撮る必要があり、ISO感度を上げなければならない。高感度に強いフルサイズ機の特性が生きてくる。何にしてもフルサイズ機は有利だ。

APS-C機の意外な利点

しかしISO感度を上げることは悪いことばかりでもない。ノイズ処理が施されるので、肌がツルツルになる効果がある。肌レタッチいらずだ。APS-C機も侮りがたい。

軽さも魅力だ。楽に越したことはない。構図を決めるときにも、カメラが軽いと頭が働きやすい。

後はなんと言っても安さだろう。本体もレンズも安いので、これから一眼レフを始める人には敷居が低く取っつきやすい。APS-C機にするかフルサイズにするかで、レンズ選びも異なってくる。APS-C機の利点は安さにあるが、APS-C機専用のレンズも安くて軽いので、何かとコストパフォーマンスに優れている。画質にこだわらないのならば、APS-C機も選択の余地に入る。

カメラ活動のメインはロケかスタジオか

活動領域をロケにするかスタジオにするかで、カメラやレンズの選び方も異なってくる。

スタジオはこちらが予想しているよりも暗く照明機材を使ってもISO感度を上げなければならないシーンが多い。特に何のライティング機材もない場合はISO1600まで上げて撮らなければ明るく撮れないことは頻繁に起こる。ここでフルサイズ機の優位性が出てくる。APS-C機ではノイズが多い写真となってしまう。

一方撮影活動が野外ロケ主体なら、ISO感度を上げる必要があまりないので、APS-C機でも十分通用する。

また活動主体で、レンズの選び方が大きく異なってくる。スタジオでよく使う焦点距離は16mmから50mmとなる。一方でロケで使うレンズは50mmから200mmが多い。これは被写体とカメラマンの取れる距離の問題と比例する。

超広角レンズを使って動きのある集合写真を撮ってみよう

スタジオは狭いので超広角から標準域のレンズが好まれるが、ロケはいくらでも距離が取れるので、標準から望遠域のレンズが使え、背景を思い切り暈かして撮ることも出来る。

またフルサイズ機かAPS-C機かでも、レンズ選びが異なってくる。APS-C機はフルサイズ機と比べると、センサーサイズが小さいために、どのレンズでも表記されている焦点距離よりも長くなる。例えば50mmの標準レンズでも、フルサイズ換算では85mmの中望遠レンズと同じ狭い画角になってしまう。

もしスタジオ撮影でフルサイズ機の場合に50mmの焦点距離のレンズでギリギリ全身が撮れる広さなら、APS-C機に同じレンズを装着して撮ると、85mmの焦点距離になってしまい、思うように人物が撮れない。だからこの場合は35mmの焦点距離のレンズを購入する必要がある。35mmで撮ることで、フルサイズ機と同じ50mmの広さで撮れる。

スタジオ撮影ではズームレンズが一番重宝する

スタジオ撮影では開放で撮ることがあまりない。もちろん表現の幅が広がる意味ではスタジオで開放で撮って背景を暈かすこともあるが、背景が思い切り暈けるというメリットはあるものの、レンズが本来持つ解像力が発揮できないというデメリットもある。また白ホリや黒ホリで撮るときには背景を暈かしても意味がないのでF値を絞って撮ることになるし、スタジオの小物を活かしたい場合も絞って撮ることになる。何よりスタジオでは絞って撮った方が美しい写真になりやすい。

そこでスタジオ撮影をメインとするなら、ズームレンズ一本で勝負するという選択もある。24-70mmのズームレンズを使えば、広角から中望遠すべての焦点領域をカバーするので、レンズ一本で色んな画風に出来る。何より荷物を少なく出来るのが素晴らしい。開放F値が通し4の小三元ズームレンズなら、キヤノンの高級Lレンズでも10万円で購入できる。

高級レンズとキットレンズの選択肢

キヤノンの高級レンズはLレンズと呼ばれている。Lはラグジャリー(luxury)略で、高級品を意味する。当然値段は張るが、そのぶん描写力は抜群だ。一方で安いレンズや普通の価格帯のレンズもラインナップされている。どちらを購入するかはお財布との相談にもなる。レンズはだいたい10年以上は使える。10年経つとAFやUSMなどの電子部分が劣化していくらしく、あれこれ故障が出てくるらしい。

高いレンズを買って10年間使いまくり、最高級の画質の恩恵を受けるか、コストパフォーマンスに優れたレンズを選ぶかは、その人の撮影スタイルや人生観に寄るだろう。

時間というのは元には戻せない。その時のシャッターチャンスはその時にしか撮れない。一方でカメラ関連ばかりに大金を費やして、他の楽しみに使うお金が潰えてしまえば、その時にしか楽しめない娯楽を楽しめなくなる。

ライティング機材の検討

撮影活動がロケ主体なら、ライティング機材にお金を掛ける必要はほとんどない。レフ板1枚あれば事足りるだろう。もし日中シンクロで撮りたいなら、クリップオンストロボ一灯とミニソフトボックスがあれば事足りる。

スタジオ撮影となると、ライティング機材の購入を検討しなければならない。スタジオ備え付けの定常光のソフトボックスを使う手もあるが、どうも明るさが足りないので、表現の幅を拡げたいなら、クリップオンストロボを購入しなければならない。それにソフトボックスも必要となる。

純正かサードパーティ製か、ストロボの選択

ストロボに関しては純正からサードパーティ製の製品まで幅広くラインナップされている。純正はやはりなんと言っても頑丈で、純正ゆえの使い勝手の良さがあるのがメリットだ。

ストロボ戦国時代!キヤノンとニッシンの攻防

サードパーティ製のメリットは、安さにある。ただし物によっては壊れやすい。落としたら壊れたという話を良く聞く。下手に安さに釣られて購入すると、安物買いの銭失いになりかねない。

純正でもフラッグシップストロボとなると、防塵防滴が施されているので、雨撮影にも対応できるし、落としても壊れにくい。

アンブレラとソフトボックスは必須!

ストロボを直接被写体に当てると、どうしても被写体がテカってしまい、いかにもストロボを当てた感が漲る写真が出来上がる。壁バウンスで撮る方法もあるが、撮影場所にいつも白壁があるとは限らない。

そこで綺麗に撮るには、アンブレラかソフトボックスを購入する必要がある。ストロボに直接取り付ける事の出来るディヒューザーは小さくて軽く荷物にならないが、被写体を美しく撮るという点では、余り期待できない。

アンブレラとソフトボックスの違いは、光の周り方にある。アンブレラは光が回りやすく肌が綺麗に撮れる。ソフトボックスも同じように綺麗に撮れるが、更に被写体に陰影を付けやすいというメリットがある。カッコ良い写真を撮りたいならソフトボックスをお薦めする。

お薦めソフトボックスと、ソフトボックスストロボライティングに必要な機材一覧

僕自身は両方使った経験から、女性や女の子キャラを撮るならアンブレラ、男性や男装キャラを撮るならソフトボックスが最適と考えるに至った。しかしシーンに応じて使い分ける必要もあるだろう。例えばプロジェクター撮影や絵作りで背景を暗く落としたいなら、ソフトボックス一択となる。グリッドを付ければ更に光の幅が狭まるので、より効果が上がる。

一方で、ソフトボックスは製品や使い方に寄るのかも知れないが、肌が若干テカりやすい印象がある。アンブレラだと肌はそんなにテカらなかった。この点に関しては精査中だ。

どっちが綺麗?ソフトボックス VS アンブレラ

その他の違いとして、アンブレラは軽い。ソフトボックスは重い。値段に関してはどちらも安価な製品がラインナップされている。ソフトボックスもアンブレラ式の製品があるので、組み立てもそんなに手間がかからない。

コストパフォーマンスに優れたNEEWER多機能ソフトボックスセット!

これらの点を抑えてカメラやレンズ、ライティング機材などを押さえておけば、最短で写真が上達すること間違いなしだ。あとは当ブログの記事を熟読して頂ければ(笑)、更に上達は早まることだろう。