iMacでキヤノンのプリンタドライバを設定する方法 – Windowsの時のような多彩な設定が出てこない時の対処法

キヤノンのプリンタドライバを選択して、iMacでも多彩な設定を有効にするには?
キヤノンのプリンタドライバを選択して、iMacでも多彩な設定を有効にするには?

iMacを使ってキヤノンのプリンタで写真や文書を印刷しようとしたら、プリンタの詳細メニューがWindowsの時と明らかに違う。メニューがほとんどない。選べる設定が少ない。光沢ゴールドその他のキヤノン製用紙を選べる項目がないし、いつも見慣れているはみ出し印刷の項目もない。これでは選択の幅が狭すぎて、自由に印刷できない。

設定の項目がなぜか少ない。
設定の項目がなぜか少ない。
用紙選択もこの三つだけ。
用紙選択もこの三つだけ。

どういうわけだろうと、キヤノンのサイトから再度プリンタドライバをダウンロードして再インストールしてみたが、やはり同じ。MacOSのバージョンが新しくなって、まだドライバのアップデートが追いついていないのだろうか。ネットで調べても最適解が出てこない。

ところが後日、ひょんなことから解決策が見つかった。紙が詰まったので処置を施してから、プリンタを再稼働させるためプリンタの登録を削除(プリントシステムをリセット)して、再度登録設定させる際に、ドライバをBonjourマルチファンクションではなく、Canon IJ Networkの方を選択すると、Windowsで見慣れた多様な設定が用意されたメニューが表示されるようになった。

Canon IJ Networkを選択する。
Canon IJ Networkを選択する。
Windows機で見慣れた設定画面が出てきた。
Windows機で見慣れた設定画面が出てきた。
フチなし全面印刷の設定も選択可能に。
フチなし全面印刷の設定も選択可能に。
用紙のデフォルトサイズも細かく設定できる。
用紙のデフォルトサイズも細かく設定できる。
キヤノン製のたくさんの用紙も設定できるようになった。
キヤノン製のたくさんの用紙も設定できるようになった。

多彩なキヤノン用紙も設定で選べるようになったし、はみ出し印刷も設定できるようになった。というわけで一件落着。

キヤノン製プリンタドライバの設定方法

キヤノンのプリンタドライバをインストールしていない場合は、キヤノンの公式ホームページからダウンロードしてインストールしておく。プリンタの電源を入れて、システム環境設定からプリンタとスキャナを実行。

登録しているプリンタが表示されるので、削除する。
登録しているプリンタが表示されるので、削除する。

右クリックでメニューを表示させ、プリンタシステムをリセットするを実行。下にあるマイナスボタンでもリセットできる。

プリンタシステムをリセット。
プリンタシステムをリセット。

プラスボタンを押し、再度プリンタを登録。

ドライバ選択の画面では、立ち上げたばかりの時はBonjourマルチファンクションのみが表示されている。Canon IJ Networkの項目は、しばらく待てば表示される。

Canon IJ Networkを選択する。
Canon IJ Networkを選択する。