Klab(3656)が業績予想の下方修正を受けて前日比ー226円の大幅安

Klab(3656)が前日比226円安(-19.1%)の大幅下落。こちらも場中発表かと思ったら、前日引け後に業績予想の下方修正をリリースしていた。それにしても大暴落に近い下げ。値幅制限883円に対し、一時925円まで下げた。終値は957円。

下方修正の要因は、リリース予定だったアプリゲームの延期。ブラッシュアップを図るらしい。スマホゲームも飽和状態で、苛烈な競争の中で売り上げを図るには質の高いものが要求されるようになってきたのだろうか。

経常利益上限61億円〜下限36億円から同42億円〜27億円の下方修正。増減率は30%〜24%。下限だけを見ると前期の経常利益48億円と比べて、約40%台の減益となる。予想決算の上限・下限はアプリが好調だった場合と不調だった場合を想定している。

進捗率は2Q(第2四半期決算)の時点で94.3%。下限の予想は、変な損失でも出さなければ、3Qで達成する見込みがある。

8日引け後発表の第2四半期決算発表を受けて明日は(日付的には今日)リバウンドする公算が高いが、時間外取引ではイマイチの値動きという報告もある。信用取引の買い残がやや重しになっている感があるので、油断は禁物。

7月下旬にKlabは信用買い残が多いから、一度1000円を割った方がアク抜けできて良いのではないかと睨んでいたが、図らずも予想が当たった形だ。