今回のイベント『影の国の舞闘会 ~ネコとバニーと聖杯戦争~』は、ストラテジーゲーム『大戦略』のようなマス目形式のマップを戦いの舞台としており面白い。1日ごとに新しいクエストが開放されるが、毎日18時になるのがとても待ち遠しくある。
相手方のマスターを倒すか、敵サーヴァントを全員倒すかの二者択一で勝敗が決まる。相手方のマスターを3回攻撃すれば倒せるが、1回の攻撃で行動力を10消費する。1ターンの行動力は25で、一マス移動するにつき5の行動力を消費する。つまり1ターンの内には倒せない。行動力消費で思い出したが『信長の野望』の最新作に似たシステムでもある。
各サーヴァントは1ターンに付き3回行動出来る。行動力が余っていても3回何かの行動を起こすとそれ以上は動けなくなる。つまり25の行動力全てを使って5マス移動することは出来ない。最大でもサーヴァント1人で1ターンに3マスしか移動出来ない。
敵サーヴァントを攻撃するときに、敵の居るマスに味方のサーヴァントが隣接していると、そのサーヴァントも戦闘に加わる。しかしながら相性が良いとは限らないので簡単にやられてしまうか、5枚ある攻撃カードの取り合いになるので、相性の良い攻撃に有利なサーヴァントが3枚確保出来なければ4連続攻撃が出来なかったりもするので、単体で出撃した方が良い場合もある。また逆に他の敵のサーヴァントが隣接していると戦闘に参加する敵サーヴァントの数も増えるので厳しい戦いを強いられる。敵から攻撃を仕掛けられれば先制攻撃でこちらがまずHPを削られるので、敵との距離を保つ戦術なども必要。これまでのゲームシステムとは異なり、なかなか頭を使う仕様になっていて、面白いと感じた。飽きが来ない。
さてクエストをクリアするに従い次のクエストの難易度がどんどん上がっていくが、第5回目となる「影の戦線Ⅴ 挟撃戦術」で躓きそうになったので、振り返っておきたい。いよいよ敵サンサーヴァントの数もこれだけ増えて「これクリア出来るのか?」と不安になったりもしたが、サーヴァントは1度やられても1回だけ復活するので、なんとかなった。
影の戦線Ⅴ 挟撃戦術 攻略法
こちらはキャンサー、ライダー、アーチャー、アサシンを出撃できるのに対して、向こうは前衛にランサーのカルナ、アサシンのヒロインX、キャンサーのマーリンを配置。
キャンサーに玄奘三蔵、ライダーにダヴィンチ、★5のサーヴァントなので、後は星3のロビンフッド(アーチャー)と、★1?のマハタリ(アサシン)を戦線に加えるしかなかった。
一度目に挑戦したときは、油断していたらカルナが1直線にマスターを狙ってやられた。これはカルナを倒さなければダメだ。という事で2度目の挑戦。
まずキャンサーの玄奘三蔵を前進させ、ヒロインXに優位な先制攻撃。ライダーのダヴィンチを右翼から少しずつ前進させ、マーリンをおびき寄せヒロインXらと分離させる。
カルナとヒロインXに挟まれて攻撃されるが、三蔵の宝具で一気に倒す。カルナの攻撃に対して回避が効かないのが痛い。かと言って無敵スキルあるマーリンでは宝具攻撃が不足なので、三蔵のNP獲得アップやNP50%アップ宝具強化、マスターのスキルなどを駆使して単体攻撃宝具で一気にかたをつける。宝具を撃たせないように巧くやりくりして攻撃戦術を立てる。
マーリンは宝具が防御系なので、またダヴィンチはライダーで相性が良いので、向こうから攻撃させて行動力を他のサーヴァントに使う。ダヴィンチのスキルでHP回復させることを忘れない。
後衛にいるキャスターの玄奘三蔵、同じくキャスターのシェイクスピア、少し前に出ている白タイツのセイバーにロビンフッドを当ててなんとか辛勝。あとは三蔵を倒し、マスターを攻撃して勝利を掴んだ。
今回のイベントはサーヴァントを強靱に育てるチャンス!
クエストをクリアすると戦士の名札が600個ほど貰える。これはアイテム集めの周回クエストでも貰えるが、7回ほどやりこんで、戦士の名札が2個増えるイベント現敵概念礼装カードを装備したサポートサーヴァントを選んだりすると、だいたい900個ほど集まる。どちらが楽か、精神的にはメインのクエストの方が楽しいし楽だが、周回クエストで時間と労力を湯水の如く注ぎ込んで力業で1000近く集めることも出来る。
そして戦士の名札は、サーヴァントのレベルアップやスキルアップなどサーヴァントを強靱に育て上げる為に必要なQP、サーヴァントのレベル1からのスキルアップに必要で欠乏しがちな青い宝石、50万QPと交換出来るイノシシの限定アイテム、レベルアップに必要な★3や★4のオールマイティの種火に交換出来る。つまりレベルアップやスキルアップにはもってこいのイベントだ。
それら景品が300個用意されていて、全て獲得するとまた振り出しに戻って300個補充される。11回目までは伝承結晶や★4のフォウカードなどスペシャルアイテムが貰えるが、それ以降はそれらスペシャルアイテムは出ないものの、種火や50万QPと交換出来るイノシシの限定アイテムが獲得出来るので、やればやるほど今までほったらかしがちだったサーヴァントを強靱に育て上げることが出来る。
霊基再臨に使う金や銀の像は、周回クエストをこなすことで溜まる別のイベント限定アイテムと交換出来る。これはいつものイベント通りの報酬交換のラインナップ。その際に戦士の名札と他のイベント限定アイテム、どちらの獲得数を増やすのを優先するか迷うところであるが、像よりも宝石の方が何かと手に入りにくいし、種火やQPがたくさん貯まるから、戦士の名札を優先した方が、限られたイベントなので先のことを考えても有利なのではないか。
クエストクリアで「聖杯の雫」も1つ貰える。7つ集めれば聖杯を手に入れることが出来るという物語仕立てだが、やはりこの年になるとその手の物語に入り込めずに単なるデータにしか見えなくなる。
ガチャ結果
ガチャの結果は燦々たるモノ。クエストクリア毎に貰える呼符や、強化クエストなどをクリアして得た聖晶石で3,4回ほど引いたが、めぼしいサーヴァントも一切出ず。今回はイベント限定概念礼装カードも出にくいように感じられたが、後半は結構溜まり、同じカードが6枚たまったので、4枚を強化に使い、1枚のイベント概念礼装カードで戦士の名札が+2獲得出来るようにした。
スカサハを狙っているが出ない。やはり無償石では出ないのか。33個残しているが、次の福袋の時までに温存したいという気持ちもある。殺生院キアラの水着ヴァージョンも出なかったし、ガチャ運がない。ただ今回のイベントでフレンドポイントもたくさん貯まるので、40回くらい引いたら、★4の例のサーヴァントが出た。これでまた宝具強化出来る。