ノイズ処理で驚異的な高性能を誇るRAW現像ソフトDxO Optics Proの新バージョンがリリースされた。今回新たに搭載された機能をまとめてみた。
スポット重点モード
カメラには幾つかの測光方式が備わっており、写真のどの部分を露出値決定の基準にするかを選べるが、それをRAW現像時に行えるのが、スポット重点モードとなる。顔を自動的に認識したり、写真の任意の部分を選べば、選んだ部分を基準に最適な明るさに修正してくれる機能だ。
PRIME 2016
DxO OpticsProの顔と言っても良い高性能ノイズリダクション機能が11になり更に進化した。高性能ノイズ処理PRIMEだとノイズ処理に時間がかかるのだが、従来より1/4のスピードで処理できるように改善された。ノイズ処理に伴う画質の再現も改善されている。
赤目修正
夜間撮影で内蔵フラッシュを光らせた時に発生する赤目を自動的に修正してくれる。
マイクロコントラスト
写真のディテールを再現。ただし顔やノイズの多い写真は自動的に認知して非適応するなど細かく配慮されている。
選択的トーンの改善
中間トーンのリカバリの質が向上し、より自然な感じの補正が行えるになった。
画像の全画面表示モード
パソコンのディスプレイ全体に写真を表示できるようになった。
レーティングと処理タグ設定のショートカット
ショートカットキーで、レーティングや処理タグ設定がスムーズに出来るように改善。
スライダーの高速化
各種パラメータのスライダーが最大2倍速くなり使いやすくなった。
キャンペーン販売価格の時を狙おう
通常版、アップグレード版共に、2016年7月31日まで公式ホームページで特別割引価格で購入できるので、高性能RAW現像ソフトが欲しい人は今がチャンス!