花火を撮るときに一番迷うのはF値の設定。なぜならこの設定を変えただけで花火の写り方が変わってくるからだ。
ところで同じ花火大会でも撮る場所を変えたら、適正な明るさを得る為のF値の基準も変わってくるのか。
今回は会場と山の2箇所で撮影したなにわ淀川花火大会のフォトジェニックな作例を基に、F値の違いによる花火の写り方の違いを比較しながら、無難なF値や白飛びしないであろうF値、また2箇所の撮影場所毎のF値の差を確認する。(全文:5,000字・掲載写真:31枚)
- 過去の記事と現在の認識の比較
- シャッタースピードが花火に与える影響
- シャッターを閉じるタイミング
- 4年ぶりの花火撮影故の失敗
- F値の分析
- シャッタースピードの違いによる写りの違い
- 白飛びしないF値を探る
- F値を上げると、どう変わるか
- フィナーレの大花火を白飛びさせずに撮れるF値
- 会場そばで撮影した花火
- レンズによる明るさの違いはあるのか
- 撮影場所による適正露出のF値の違い
- 過去の記事に掲載した花火写真の再掲から適正なF値を探る
- フィナーレの作例とF値
- 適正なF値の結論