シェア型コスプレアミューズメントスタジオのハコスタジアム大阪が大国町のビルにオープンしてから10年になる。その間幾度か様々なブースが流行のアニメや漫画に合わせて改装されたが、8階にある部室のスペースだけは変わることなくオープン当時の姿のままである。
変わっていないということは、まだコスプレ撮影スキルが本格的ではなく黎明期であった頃、手探りで撮影していた頃の撮り方が求められる可能性を秘めているという事でもある。場所だけは部室風に作ってあるから、後は自分たちでカメラの設定なりライティングなりでどうにかしなければならないというタイプのブース。屋外なら太陽光でなんとかなろう。しかしここは屋内、天井には照明。
今回は昔の撮り方を思い出しつつ、最適なライティングを手探りで求めていく過程を解説していく。(全文:2,000字)