インテックス大阪でコスプレを撮る際の理想的なライティングとカメラの設定を再考 – Comic City121 コスプレ撮影記録

インテックス大阪は、綺麗に撮るという意味あいでは、難易度が高い撮影場所。

コミックシティ大阪121に行ってきた。このイベントは主に女性向けの同人誌即売会のイメージがあったのだが、会場となっているインテックス大阪の1号館ではオールジャンルのコスプレイベント会場となっていることを聞いて、これまでに2度ほど赴いたことがあった。

インテックス大阪と言えば、筆者は男性向け同人誌即売会の『こみっく☆トレジャー』にもう10年以上前から通い詰めていて、そこでコスプレを撮ったり自分でもコスプレしたりしていたのだが、1週間後に開催されるこみ☆トレではコスプレは無しとの公式サイトからの告知があり、恐らくコロナ禍が響いているのだろう、同人誌を買いに行く気力も無く、お出かけを諦めたのだった。

コミックシティ大阪では今回コスプレもOK。ちょうど良いタイミングでよく撮っているレイヤーからLINEが来て近いうちに『原神』を撮って欲しいと言われ、今日インテで撮ってきたと返信すると、「コスプレOKになったんか!」と驚いていた。

インテックス大阪でコスプレ写真を撮るにあたり、どの機材を持っていけば良いのかすっかり忘れてしまっていた。昨日ちょうどスチールラック周辺を片付けていたときに、灰色の布に収まった丸いライティング機材が出てきて「コレだコレだ」と思い出した程。

どの機材を持っていけば良いのか、どのように撮れば良いのか、自分が過去に書いた記事を読み返してみたのだが、対象記事が1万字もあったので、朝急いでいるときに手っ取り早く撮り方を参照にするにはちょっともどかしかった。そこで今回の撮影体験を踏まえ、冒頭で理想的な撮影方法を箇条書きで簡単に書き記して、その後詳しく解説するという形式を取ることにした。

今回の撮影では当初ライティングに躓いた点があった。他にもカメラの細かな設定、AFの設定や測距エリアの設定についても見直した箇所があったので、その点も詳しく書き記していきたい。文章メインのコンテンツとなる。

他のカメラマンが使っていて良さげに思えたライティング機材も紹介していく。機材については1万円前後のお手頃なライティング機材が使用されているのをよく見かけるが、既にインターネットでは販売終了となっている機材も多く、出し惜しみせず買っておけば良かったと後悔することも度々。コロナ禍で物流が滞っているから取り扱い終了になったのか、メーカーが生産終了したのかは定かではないので、販売が再開されるのを待ちたい。

それにしても前のインテックス大阪での撮影は何時だったか、記事の日付を見るとちょうど2年前の1月だった。もうあれから二年も経ってしまったことに驚愕だ。光陰矢の如し。どうりでどのように撮っていたか思い出せないわけだ。(全文:10,400字)

今回の撮影で使用したライティング機材