桜紀行2018第2回をお届け。関西にとどまらず中部地方へも旅した。
3日目 鶴見緑地公園
様々な季節の花が咲き誇り、近年はコスプレ撮影の聖地としても知られている鶴見緑地公園は、野鳥の宝庫でもある。12時からコスプレ撮影の予定だったので、それまでの間に野鳥を撮影していった。
しかし改めてぐるっと巡ってみると、鶴見緑地公園は桜の名所でもあると気づかされた。咲き誇ることこの上ない。5年ほど通っていたが、いつも丘の上の方の桜しか撮りに行かないので、西側の大きな湖の縁に咲く桜の圧倒感はなかなかのものだった。
いつも帰り際に通りかかる桜に彩られた湖でも撮影。いつもと違う写真が撮れた。
4日目 紀三井寺と和歌山城
4日目は和歌山方面に出かけた。ここでは青春18切符を使う。紀三井寺方面まで来ると都市の騒がしさというものがなく静けさそのもので、空の広い田舎風情がホッとさせる。紀三井寺は満開だった。
きびすを返して和歌山市へ。駅から30分ほど歩くと和歌山城がある。こちらは賑やかしい。ここも中国人や韓国人を中心とした外国人観光客が多いという印象。天守閣からの見晴らしもなかなかのもので、和歌山市街や工業地帯、紀伊水道などが見渡せた。
夜にライトアップされた和歌山城を写真に収めてから、帰りに山中渓で途中下車。屋台などはすでになかったが、桜はライトアップされていて、ちらほらと花見客もいたがどこか寂しげな夜の8時。
5日目 大阪城・夙川
森ノ宮方面を抜けて大阪城へ。大阪城ホールや市民の森方面へは足を運んだことがあったが、大阪城そのものには足を踏み入れたことはなかった。東の方は大阪ビジネスパークで様々な企業のビルが建ち並んでいるが、西の方は大阪府庁や大阪府警、NHK大阪放送局などの公的な建物が並んでいる。
満開で観光客も多かった。やはり中国人や韓国人などの外国人観光客が多い。
ライトアップされた大阪城を西の丸公園から撮影した帰りに、夙川で途中下車して夙川の夜の桜も撮影した。
6日目 関ヶ原 垂井町 彦根城
青春18切符を使って岐阜方面へ出る。まずは関ヶ原。本来なら関ヶ原の戦いが行われた10月に来るべき場所だが、一度訪れてみたかったので途中下車した。観光客も数えるほどで、天気は曇りときどき晴れ。とりあえず関ヶ原を当時の足軽の気分で駆け巡った。
1時間ぐらいで帰ろうかと思ったが、大谷吉継の陣跡なども見たかったので、関ヶ原古戦場の西側ぐるりと半周することになり、4時間ほど滞在。
途中野生の猿の群れにも遭遇した。
次の目的地である隣の駅の垂井町で、雪山を遠景に流れる川にかかる鯉のぼりを撮る。思っていたより山頂の雪が溶けていた。桜はこちらの方が多かった。垂井町は羽柴秀吉の名軍師、竹中半兵衛重治の生誕の地でもあり、駅前には銅像が建っていた。
帰りは彦根で途中下車。夜の彦根城へ。外堀の桜のみ撮影。有名な桜のリフレクション。少し歩いたが、咲き誇っていた。しかし人が多すぎて疲れる。
第3回に続く。