誰でも簡単に多灯ストロボの設定が出来る!Canon 430EX III-RTの設定方法・ストロボの使い方

Canonのクリップオンストロボ、430EX III-RTは設定がとても簡単になった。
Canonのクリップオンストロボ、430EX III-RTは設定がとても簡単になった。

Canonの純正ストロボは430EX III-RTに衣替えしてから、ストロボ設定画面のインターフェイスが一変し、大変分かりやすい仕様になった。それでも初めて多灯ストロボをするという初心者の方には分かりづらい面もあるだろうから、設定方法を簡潔に解説していく。

Canon 430EX III-RTの多灯ストロボ設定方法

1.SEL/SETボタンを押す。

SEL/SETボタンを押すとメニューが始まる。
SEL/SETボタンを押すとメニューが始まる。

2.中央のダイヤルを回し、WIRELESS OFFを選んで、SEL/SETボタンを押す。

中央ダイヤルを回してWIRELESS OFFを選択する。
中央ダイヤルを回してWIRELESS OFFを選択する。

3.電波通信式アイコンのSLAVEを選んで、SEL/SETボタンを押す。

電波通信SLAVEの項目を選択中。
電波通信SLAVEの項目を選択中。

4.照射角を設定する。中央のダイヤルを回し、お好みの照射角を選んで、SEL/SETボタンを押す。

ダイヤルを回して、照射角の項目を選択する。
ダイヤルを回して、照射角の項目を選択する。
画面は24mmの照射角を選択中。
画面は24mmの照射角を選択中。

5.チャンネルを設定する。中央のダイヤルを回し、お好みのチャンネルを選んで、SEL/SETボタンを押す。

画像はチャンネルを選択している状態。
画像はチャンネルを選択している状態。

6.ストロボをグループ分けする。中央のダイヤルを回し、お好みのグループを選んで、SEL/SETボタンを押す。

画像はグループCに設定しているところ。
画像はグループCに設定しているところ。

これでセット完了だ。こうして一連の流れを見ると、前機種よりも非常に設定がしやすくなったことが分かる。次にトランスミッターを設定する必要がある。

トランスミッター側の設定方法

こちらの記事に掲載しているので参考にして戴きたい。グループ分けやチャンネル別けしなければならない理由や、多灯ストロボの光量設定のセオリーなども併せて掲載している。

誰でも簡単に多灯ストロボの設定ができる!Canonスピードライト600EX-RTで多灯ストロボ撮影をする為の設定方法・ストロボの使い方

設定を初期化する方法

SUB MENUボタンを押す。

SUB MENUボタンを押して、サブメニューを表示させる。
SUB MENUボタンを押して、サブメニューを表示させる。

Set. Clearを押して、OKを押す。

上位機種のフラッグシップストロボ600EX II−RTもに多様なインターフェイスなので参考にして頂ければと思う。こうして見ると、新製品のストロボはダイヤルとボタンを繰り返し操作するだけで、ストロボが直感的に設定できるように改良された。一眼レフデジカメのQボタンを押して背面液晶でカメラの設定を直感的に設定するのと同じインターフェイスに改良されて、とても設定しやすくなっている。旧型は現場で設定するときもややこしかったが、430EX III-RTは一度慣れるととても使い勝手が良い。もし迷っているのなら、旧機種よりも新機種のストロボ購入をお勧めする。