余計な写り込みはこれで解決!ガラス張りの場所で機材や撮影者の写り込みを防ぐための3つの撮影方法

ガラス張りの左側に自撮り用の三脚が写り込んでいる。
ガラス張りの左側に自撮り用の三脚が写り込んでいる。

2年近く前にWTCで開催されていたコスプレイベントに何度か赴いたことがあった。目的は自撮り。コスプレイヤーとしても活動しているのだけれど、男性レイヤーなのでカメラマンが見つからないというかそもそも始めから探す気がしない。

撮り合いなども度々やっているけれど、だいたい自撮りに行く時は前日夜とか当日突発的に決めるので、撮り合い相手も見つからない。問うわけで一人でカメラ・レンズ・ストロボと三脚を担いで自撮りに行く。

色々試行錯誤して撮った写真をTwitterなどに速報として載せるのだけれど、ある一枚の写真がRTされて、RT先のアカウントでガラスにアンブレラが写り込んでいると、東京のレイヤー兼カメラマンの男にケチを付けられたことがあった。その後仲間内でのリプでレンズ自慢だとかなんだとか云々と続いていたのを覚えている。

Photoshopで消そうと思えば簡単に消せるのだけれど、速報用でわざわざ消す必要もないだろうと思い、ほったらかしにしておいた。

あれから月日が経ち、また同じ場所で今度は撮り合いに行ってきた。アイドルステージの衣装という事で、そんな感じに撮っていたのだが、今度はアンブレラではなくソフトボックスが写り込んでしまう。今回は超広角レンズではないのでデカデカと写っていて、消すのも面倒だ。

ソフトボックスが写り込むと、三脚の時とは違い、目立ちすぎる。

テストショット。ソフトボックスが写り込んだ。
テストショット。ソフトボックスが写り込んだ。

こちらは撮影者が写り込んでしまった作例。

ガラス張りの場所で撮ると、撮影者も写り込んでしまう。
ガラス張りの場所で撮ると、撮影者も写り込んでしまう。

ちょうどTwitterで繋がっているフレンドさんも同じイベントにカメラとしてきていて、撮り方を教えて欲しいとスライディングしてきた。やはりガラスの写り込みをどうにかしたいという。

というわけで現地で久しぶりに知恵を絞って写り込みを回避する撮影方法を編み出した。それが次の1枚だ。

ソフトボックスや撮影者の写り込みを回避できた1枚。
ソフトボックスや撮影者の写り込みを回避できた1枚。

或る工夫をすることで、ソフトボックスも撮影者も写り込まないように撮影できた。右側のバックライト用の三脚の設置位置が甘かったので三脚が写り込んでしまっているが、これは三脚の雲台部分を横に90度に曲げてストロボだけ顔を出させることで、写り込みが回避できる。

その場でフレンドさんにも解決方法を教えてあげたら大満足。一件落着だ。(プレミアム会員:全文1,816文字)