ストラップも消耗品である。長年使い続けていると、布がすり減ってきたり汗を吸い取って汚れたりする。
先日大型撮影を撮っている最中に何か匂いなと原因を突き止めてみたら、カメラのストラップだった。首の後ろ辺りに当たる部分が匂う。白く汚れてもいる。
なんかヤダわぁ、ということで、ストラップを新調することにした。
これでストラップは3本目となる。1DXに付属していたストラップから、キヤノンの一番高いストラップに変えて、そちらの方がヘタってきたので、元から付属していたストラップに戻して使っていた。
洗って使い続けようかとも思ったが、以前ストラップを水洗いしたときにフニャフニャになって、内側がどうやら剥がれて空洞みたいになってしまった記憶があるので、諦めて買い換える事にした。
消臭剤のファブリーズで誤魔化せないかとも思ったが、誤魔化し続けるのも何だし、撮り合いとかも良くやるし不潔なままのストラップを使い続けるのも申し訳ない。
どのストラップにしようか迷ったが、1DXに付属しているストラップは既に完売状態で在庫がない。
他社製のストラップにしようかとも思ったが、以前Twitterでウエストポーチの留め具みたいなストラップをしていたカメラマンが、留め具が何かの拍子に外れてカメラとレンズが落下して大破した写真が回ってきて、余りストラップにこだわりすぎるのもなと思った次第。
ストラップのこだわりと言えば、同じくTwitterで、「ストラップを見ればカメラマンの写真の良し悪しが分かる。カメラに元から着いてるストラップ使ってるのはダメ。他社製のストラップにこだわってる人は写真上手い」みたいな事をカメラマンが言っていたというツイートも回ってきたが、本末転倒だ。
余り迷うこともなく、前に買ったのと同じ純正の一番高いストラップを購入することにした。
格調高い臙脂色のストラップに金色で刺繍されたCanonのロゴマークとprofessionalの文字。僕はプロカメラマンではないけれど、まぁいっか。ということで今回はビックカメラ.comで購入。前回買ったカメラ機材のポイントが残っていたのでそれを使って約1,000円引きで、1,977円。
ブログのネタとして開封の儀でもやろうかと考えたが、メンドクサイので省略。レンズとかだと良く開封の儀をやっている人がいる。そういえば僕は最近は全く開封の儀をやってない。訴求力はありそうだけれど、1枚1枚撮るのが面倒臭い。
とりあえずこれで清潔なストラップになり、新たな気持ちで撮影に臨むことが出来る。レビューによると、付属のストラップよりも短めで、手に巻き付きやすいタイプなのだそうだ。前使ってましたけどね。どんなもんなんだろう。