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互換バッテリーを使うリスクと危険性

カメラの互換バッテリー 万が一カメラが故障したら 無償保証の対象外?

年賀状の季節、キヤノンのプリンターのインクが空っぽになったので、Yahoo!ショッピングか楽天市場で買うことにした。しかし純正品の品番で検索しても、互換インクがワサワサと出てくる。互換インクは純正インクと比べて大幅に安い。例えばBCI-351XL+350XL/6MP 大容量のインクの最安値約6,700円が、互換インクだと1,430円で売っている。およそ1/5の価格だ。

なかなか純正インクが検索に引っかからないから最高値で検索順位を変えると今度はべらぼうに高いインクで埋め尽くされる。結局価格帯6,000円から8,000円でふるいに掛けてようやく検索結果に表示された。結局キヤノンから1,000円オフのクーポンが来ていたので、キヤノンオンラインショップで購入。6,700円くらいだった。

純正インクにこだわるのは、品質もさることながら、キヤノンの場合、万が一プリンタが故障した場合に互換インクを使っているとメーカー保証期間内でも有償修理になるからだ。そして互換インクを使うとプリンタが壊れることがあるという。

プリンタは時期によっては極端に安くなる。3万円していたプリンタが15,000円くらいで買えるラッキーな時もある。年賀状やその他事務的な書類の印刷であれば、故障覚悟で互換インクを使った方が安く付くだろうか。しかし互換インクを使っていて即壊れたら15,000円の損。割に合わない。純正インクで長期に使った方が長い目で見ればコストがかからないのではないか。

互換バッテリーの使用は危険?

互換といえば、ネットショッピングでカメラ関連の備品を購入しようとすると、検索結果が互換製品で溢れている。互換バッテリー、互換リモコン、互換リモートスイッチ・・・・・・。どれも安いが品質はどうなのだろうと疑う。

特に互換バッテリーは手を出そうとは思わない。最近スマホでもバッテリーが爆発したニュースをやっていたが、メーカー製でない互換バッテリーなんて使おうものならどんな危険性が潜んでいるか分かったもんじゃない。実際に検索してみると、バッテリーが膨れてカメラがダメになったとかいう話も出てきた。

安いカメラ互換バッテリーは危険がいっぱい(デジカメ女子カメラレッスン)

互換バッテリーを使うと保証対象外?

またカメラメーカーによっては、メーカー純正ではない互換バッテリーを使用してカメラが故障した場合は保証期間内でも有償修理になるというまことしやかな話もある。互換バッテリーを使うと、カメラ内に記録が残るそうだ。そういえばキヤノンのプリンターを保証期間内に不調になり修理に出そうと電話した際に、互換インクを使わなかったかどうかをカスタマーセンターの人に聞かれた。もし互換インクを使っていることが判明すれば、保証期間内でも有償修理になるという。エプソンのプリンターなどは互換インクを使おうとすると警告が表示されて、使用すればプリンタの記録にも残るそうだ。キヤノン製のプリンタも記録に残るのだろうか。

筆者自身は互換ではないが、大手ネットショップで2,000円くらいで買ったLED懐中電灯が、届いてみたら中華製っぽくて、中に入っている充電池も日本では見かけないタイプの大きな物だった。日本製の電池の場合は電池ソケットのバネにマイナス側を向けて挿入するが、その製品は逆だったからなかなか慣れない。1度間違えてプラスマイナス逆に充電したら、すぐに熱を帯びてきて変な匂いがし始めたので慌てて外したが、それ以来このLED懐中電灯は怖くて使っていない。

故障や事故を事前に予防するという観点から純正バッテリーがお薦め!

バッテリーはいわばカメラの動力源で、心臓のような所でもある。ここをケチってリスクを負ってまで互換バッテリーを使うメリットはほとんどないのではないか。

記録メディアにしてもそうだ。例えばサンディスクでは日本製と海外パッケージ版(並行輸入品)では、後者の方が安い。しかし海外パッケージ版は流通経路が不明なので品質の悪い偽物を掴まされる危険も潜んでいる。そのような記録メディアを掴まされていざデータが破損したり消失したりしたら、仕事などでは信頼を大きく損ないかねない。コストパフォーマンスが優先される昨今であるが、お金をかけるべき所はしっかりとかけないと、信頼や一期一会のシャッターチャンスというお金よりも大きな物を失いかねないだろう。コストパフォーマンスのつもりが余計高く付くか機会損失に結びついてしまう危険を孕んでいる。

ネットで調べると安い互換バッテリーや記録メディアを薦めている記事も散見されるが、要はアフィリエイト収入目的で安い商品を紹介した方が売れやすく収入になりやすいからだ。しかして薦めている本人は果たして互換バッテリーを使っているのかどうか。アフィリエイトの収入があるなら、そんな重要なところをケチったりせずに純正バッテリーを使っていそうではあるが。プロカメラマンが互換バッテリーや海外パッケージ版を安いからと使っているとしたら、写真を仕事にして収入があるのに、仕事に対して脇が甘いんじゃないかと疑ってしまう。

筆者自身も使っていない製品を当ブログで紹介することはあるが、個人ブログとはいえ危険な商品は取り扱わないことにしている。特にメーカーの利益を損ねる互換製品は紹介したくない。メーカーの利益が減れば、回り回ってユーザーである我々が何らかの形で不利益を被るのではないか。

まぁ純正/互換/海外パッケージどの製品を使っていても、不良品は僅かな確率で混じっているし絶対に事故に遭遇しないとは言えないが、不具合が発生する割合を減らす事は出来るだろう。要は今問題になっているインフルエンザや風疹の予防接種と同じで、事前に手を尽くして予防しておくことが大切だ。

カメラの心臓部というと撮像素子を思い浮かべがちだが、バッテリーや記録メディアがないとカメラは動かないし写真も残せない。真のカメラの心臓部であるバッテリーや記録メディアはなるべく信頼性の高い製品を使用するに越したことはない。