廃墟でのコスプレ撮影 – F値の設定とストロボライティング・HDR風レタッチの方法

お誘いを受けて写真集を作ることになった。去年の3月に話が出て、製作に入ったのは早割入稿締め切り11月30日の2週間程前。ひょっとしたら10日前だったかも知れない。

12月26日にツイッターじゃなかったXで告知し、27日にこのブログのシルバー会員770記事が無料で読めるクーポンを付ければ売れるんじゃないかと思いつき、クーポンをデザインしてプリンタで刷ろうとしたのが29日。プリンタが2台ともインク切れや紙詰まりで使えなかったり故障してしまい、30日にヤマダデンキに赴いてインクを4本買い、帰って印刷して他の準備も諸々済ませて、31日コミケ当日の朝4時半に東京へ向けて出発。準備は3日前に全て終わらせておいた方が良いと思い知った次第。どんなアクシデントがあるか分かったもんじゃない。

写真集を購入して頂いた方にもお礼を込めて、これから数回にわたり、写真集「Le noir et Le noir」に掲載した写真の撮り方やライティングなどを解説していきたい。

第1回は冒頭の作例。素晴らしい廃墟。カメラの設定とライティング、サイズが足りないけれど見開き写真にするための方法と、レタッチ方法について解説する。(全文:2,000字)

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  • カメラの設定・F値の意図
  • 写真集のために選んだ構図の写真
  • ストロボライティング
  • 使用したレタッチソフトと効果