KIITOで開催されたコスプレイベント『かみこす!』に行ってきた。前回は暑い夏場だったように記憶しているが、今回は春。撮影エリアも屋内だけでなく野外の公園でも撮れるようになり、ちょうど早咲きのピンク色の桜が咲いていたみたいで、Twitterで「かみこす」で検索すると、色づいた桜の木を背景にしたコスプレ写真がヒットした。
屋内がいつもよりも少し空いているように感じられたのは、野外にまで撮影エリアが広がったせいか。来場時に国道2号線の長い横断歩道を歩いているレイヤーさんもチラホラ見かけた。
KIITOまでのアクセス
阪神・JR・阪急電鉄の各三宮駅から、三宮を南北に連なるメインストリートの県道30号線(通称フラワーロード)を南へ直進して、大きな歩道橋を越え、2号線の横断歩道を渡り、ちょっと先を行ったところの左手にあるモダンに改装された入口の建物だ。
入口にコスプレをしたスタッフが手を振っていたので、横断歩道を越えてそのまま直進すればまず迷うことはないだろう。
方角に迷ったら、緑萌える六甲山が見える方が北だから、その反対側を進めば良いと覚えておけば良い。
地図で見ると直進だから距離はあまりないように感じるが、実際のところ駅から歩いて15分くらいはかかる。
今回も行くかどうしようか当日まで迷ったが、今『勝利の女神:NIKKE』というソーシャルゲームにハマっていて、絶対にNIKKEのコスプレしているレイヤーさんがいるだろうと、沢山いるだろうと想像していると撮りたくなってきてチケットをポチった。
チケットを買ってしまったからには行かない手はありません。という事で電車にぴゅーっと乗って会場までタターッと歩いて到着。
機材の点検と更新・予備は大事
どの機材を持っていくか、カメラの設定や、ライティングは何灯必要かなど、経緯を書き綴っていく。
実は2日目撮影開始早々に長年使用していたカメラのシューユニットが分解して、両側斜め上からストロボを当てるライティングが出来なくなったので、上下2灯で撮影することになった。このライティングで被写体の顔に陰影を付けずに撮る方法を模索する。
たかだか1000円程度の小さな機材だが、コレ1つ無いとまともなライティングも出来ない事を痛感。やはり機材も長く使うとガタついてくるもので、予備に2,3個カメラバッグに忍ばせておけば良かったと後悔したのだった。(全文:11,000字)
以下の項目に沿って2日間の撮影を振り返っていく。
- 1日目に持参したライティング機材
- 主な撮影場所
- インベントの臨場感が出る撮り方
- 2灯ライティングの意味
- 1人当たりの平均撮影時間と待ち時間を紛らわすもの
- 2灯ライティングの写真
- 顔が綺麗に撮れる要因
- 使用レンズを変える理由
- 幻想的に撮る為のカメラの設定
- 幻想的に撮る為のライティングと考え方
- 1日目の最終まで撮影
- 2日目に持参したライティング機材
- 2灯ライティングでISO感度を上げると写真はどうなる
- 2灯ライティングで顔を綺麗に撮る方法
- ツーショットを撮るときの上下2灯ライティングの一工夫
- 50mm標準レンズが難しい理由
- 定常光を明るく撮る為のカメラの設定
- ライティングが難しかった事例
- 2日間で使用したレンズ