かみこすKIITO撮影レポート! – 持参したライティング機材と実際に使用したライティング機材

当時の姿を偲ばせる旧生糸検査所の天井。この屋根の下でコスプレイベントが開催された。

7月上旬に開催されたコスプレイベント「かみこす」に2日連続で遊びに行ってきた。今回は神戸のメリケン広場が会場ではなく、神戸三宮各駅からずっと南、国道2号線を跨ぐ厳めしい歩道橋を渡って海の近くまで足を伸ばしたところにある、KIITO:デザイン・クリエイティブセンター神戸。旧神戸市立生糸検査所の生まれ変わった姿で、かつてコスプレイベントや同人誌即売会が開催された場所でもあったが、ここ最近その手のイベントは開催されていなかったように思う。側には神戸税関の古い建物が聳えていて、近くにある旧居留地と並び日本の近代史を彩る歴史情緒溢れる街並みとなっている。

施設内は当時を偲ばせるアンティークな造りで、名称の通りところどころ現代的なデザインに改装されている。縦長のテーブルにランプを灯したお洒落な読書スペースもあった。

今回の記事では、KIITOで開催されたコスプレイベントに持っていったライティング機材と、実際に使ったライティング機材を中心に、理想的なライティングの方法について解説していく。(全文:8,800字)

今回の撮影で使用したストロボ機材