『NIKKE : 勝利の女神』を薦めてくれたレイヤーさんを撮影してきた。場所は同じレイヤーさん達ふたりと2週間前に撮影したハコスタジアム大阪。
最近難波まで5時間かけて、或いはその難波からUターンして10時間かけてウォーキングしているのをTwitterに上げているせいか、「痩せた?」とここには写っていないもう一人のレイヤーさんに会う度に聞かれる。「この装備で歩いてるの?」とも聞かれたが、さすがにいつもの13〜16kgはある機材を背負って歩くのは無理で、15分歩く毎に休憩する必要がある。
ハコスタジアム大阪は難波の中心街から西に少し外れた幹線沿いに位置している。御堂筋線と四つ橋線が平行に走っている大国町駅が最寄りで、南側の改札を出て右折し、その先にあるエレベーターを登って横断歩道を渡れば丸みのあるビルにすぐ到着する。
行きは良いのだが、帰りはラッシュアワーと被ることもあり満員電車に乗らなければならない。御堂筋線は梅田ー難波ー天王寺を南北に貫く大阪地下鉄の大動脈とも言える鉄道であるし、阪神電車本線も衛星都市へと舞い戻る通勤客を多く運んでいる。
そこで比較的空いている四つ橋線を使って梅田まで出るか、北へ大阪難波駅まで18分ほど歩いて、こちらも本線よりはまだ空いている阪神電車なんば線を利用し乗り換えなしで阪神方面へ帰るという選択もある。重いカメラ機材を担いでいても、休み無しで辿り着ける距離ではある。
最近のハコアム撮影では、レイヤーさん達は着替えもあるので1Dayチケット、カメラマンは機材の準備も含めてレイヤーさんが着替える10分前に到着すれば良いので、5時間チケットを購入している。2着やるならカメラマンも1Dayチケットが必要だろうが、1着しかやらない場合は5時間チケットがちょうど良い。しかしこの5時間チケット、サイトにアクセスして注文画面を見る度に枚数が残り3枚とか表示されて、いつも在庫が少ない印象がある。
ゲームもプレイしていたのでテンションの高い撮影となった。8階の新しいブースでの撮影から始めたので、まずはその写真から撮り方を振り返っていきたい。
冒頭の作例を見て難しい撮影であることを察する方もいるかも知れない。暗い背景に落としつつ、ストロボとLEDライトの双方を利用し撮っていくことにした。
- ミックス光で撮る難しさ
- 背景を暗く落とすためのライティング機材
- 絵作りの方針転換
- 背景を暈かす意味は?
- ストロボ撮影でもブレが生じる理由
- 顔の色を重視
これらの点について解説していく。(全文:4,200字)