品質の高いクロスフィルターを使って、綺麗な十字の光を演出しよう

品質の高いクロスフィルターを使えば、十字の形も綺麗になる。
品質の高いクロスフィルターを使えば、十字の形も綺麗になる。

以前所有していたクロスフィルターでコスプレ写真を撮ると、見事にストロボ光が十字に光った。あぁコレは面白い面白いと喜んでいたが、どうも十字の形がいびつというかデコボコで、気に入らなかったのだ。

クロスフィルターを使ってストロボ光を十字にしよう

そこでKenkoのクロスフィルターに新調してみることにした。楽天市場でポイントウン十倍になるお買い物ラリーをやっていたので、ストロボの他に、ケンコートキナのオフィシャルショップ楽天市場店で、Kenkoのクロスフィルターを購入した。

77mm PRO1D Rクロススクリーン(W) ケンコートキナー KENKO TOKINAだ。

価格は約4,500円。そこそこの値段はする。これまで使っていたクロスフィルターは某社の1,000円程度の商品だったと記憶している。

先日岡山のスタジオに撮影に赴いた折に、光をクロスにして撮って欲しいと言われ、さっそくカバンの中に忍ばせていた新調したクロスフィルターを取り出してレンズに装着した。何でも出てくるカバンと言われた。お金以外は何でも出てくる。シャッターを押してデータを確認してみたら、コレまで使っていたクロスフィルターとは全く異なる、綺麗な十字の光を描いてくれた。

テストショット。光量強めで。
テストショット。光量強めで。
クロスフィルターをレンズに装着する前はこんな感じに光る。
クロスフィルターをレンズに装着する前はこんな感じに光る。

また、レンズプロテクト用のフィルターをレンズにはめると画質がやや劣化するとは言われているが、クロスフィルターの場合はその傾向が顕著に出る。1,000円のクロスフィルターで撮影した写真はややシャーがかかっているようにぼやっとしていたが、PRO1D Rクロススクリーンは、そのぼやっとした感じが極力抑えられている感じの描写だと等倍で写真を確認してみて感じた。

やはり値段だけのことはあるし、性能を誇るだけのことはある製品だった。久しぶりに良い買い物をした。

もしクロスフィルターを使って綺麗な写真を撮りたいなら、ケンコートキナーのPRO1D Rクロススクリーン(W)は間違いなくお薦めだ。

自分の所有しているレンズの口径にあったサイズを選ぼう。その場合、クロスフィルターを使って撮る場合によく使うレンズを想定しなければならない。筆者は77mmの口径のクロスフィルターを選択した。所有レンズの内4本に使える。そこそこ値段がするので、そう何枚も買える物ではない。またたくさん購入したところで、使わなければ意味がない。サイズ選びは慎重に。

ちなみに、ストロボの十字の大きさは、ISO感度の上げ下げや、ストロボの光量の増減で決まってくる。派手派手しく光らせるのも良いし、申し訳程度の細い光にするのもあなたのお好み次第だ。