カメラ関連製品の価格が高くなるきっかけ – PayPay20%ボーナス還元日当日にビックカメラで狙っていたストロボが1万円以上値上がりしていた

無事20%のボーナスが付与されたPayPayアカウント。
無事20%のボーナスが付与されたPayPayアカウント。

2018年12月に開催されたPayPay100億円上げちゃうキャンペーンの20%還元ボーナスポイントが1月10日付与された。しかし一方で還元されたボーナスが取り消されるというツイートが話題になっていた。

最初それを聞いたとき、アプリのバグでも発生したかとPayPay絡みのこれまでの騒動から推察したが、よくよく主張を聞いてみると、家族のクレジットカードを登録して使用していたという規約違反が原因であることが分かった。他にも複数アカウントを使っていたとか、全額キャッシュバックを狙って返品と購入を繰り返すといった規約違反絡みで、PayPayのボーナスが取り消されたというだけの話のようだ。普通に使っているユーザーには関係のない騒動だった。

PayPayボーナス等が「付与取消」となる場合の理由について

PayPayアプリを立ち上げると10日の14時付与と記されていたが、既に10日朝には金額が反映されていた。さて、美術館に行くついでにビックカメラかヤマダ電機によって、キヤノンのスピードライト600EX II-RTを購入しようかと思い、お値段幾らだったかなとビックカメラのアプリで検索してみたら、税込みで73,699円。

あれ、このストロボ、こんな高かったっけ?昔旧型をYahoo!ショッピングか楽天市場で買ったときは55,000円くらいだったけど、店舗価格かなと疑ったが、アプリはビッグカメラ.comだ。

よくよく確認してみると、ビックカメラもヤマダ電機も、PayPayの還元キャンペーンの付与時期を見越してか、PayPayアプリで決済するとポイント還元比率を上げるキャンペーンを張っていた。ビックカメラは指定商品は20%ポイント+PayPayボーナス0.5%付与とある。

無駄足になるので余り気は進まなかったが、美術館を訪れた後に電車で2駅先の日本橋で降り、ビックカメラに向かった。店舗でストロボ価格を確認してみると、アプリと同じ73,699円。

昨日か一昨日までは、税込みで62,000円だった記憶がある。なぜ税込みであることを強調するかといったら、ビックカメラ.comでは税別価格の方が強調されて表示されているから、如何にも他のネット通販ショップと同価格か安いという印象を受けるが、税込み価格を見ると税額分だけ割高だからだ。

数日前にビックカメラ.comから、貯まっているポイントと併用して無利息ショッピングローンで購入しようかとも考えていたのだが、実店舗でPayPayと併用すれば全額ポイント使用で購入できるから、ボーナスが付与される10日が来るのを待っていた。しかしどうもキャンペーンに合わせて、値上げした感がある。600EX II-RTは20%還元対象商品でもなかったので購入を見送った。

PayPayボーナスの有効期限は最後の決済使用時から2年。
PayPayボーナスの有効期限は最後の決済使用時から2年。

ヤマダ電機の方は64,140円とまだ安いが、これはネット価格の可能性もある。実店舗に行ったらビックカメラと変わらないかも知れない。ネット価格と同じなら今のところ近辺の店舗と比較して最安値で手に入るし、ヤマダ電機の株主優待を使えば安くなる。PayPayアプリ決済でポイント増量キャンペーンもやっている。しかしここから人混みの多い通りを歩いて25分程度かかる。急ぎで必要というわけでもないし(近々30人と15人の大型撮影が2件あるから、あった方が便利だけれど)、三宮にも店舗があるから映画でも観に行ったついでに寄ってみるかということにして、今回は諦めた。

家に帰ってネットサーフィンをしていると、ビックカメラの広告が表示されていた。ビックカメラで検索した商品情報から自動的にユーザーにマッチした製品が表示される仕組みの広告だ。キヤノンのスピードライト600EX II-RTは21%Offの61,084円とある。昼に見た価格では5%offだった。ビックカメラ.comに繋いでみると、やはり5%Offの73,699円だった。1万円以上の価格差がある。

またキャンペーンが終われば値下がりするかも知れない。今回は見送って正解だった。PayPayは今のところ実店舗でしか使えないが、ネット通販でも使えるようになればかなり便利なのにと思う。2月からYahoo!ショッピングで使えるようになるみたいから、値下がりするのを気長に待つとするか。