六本木ヒルズの東京シティビューから夜景を撮影してきた時のことを振り返っていきたい。2泊3日の東京旅行の最終日、皇居、国会議事堂と巡り、六本木ヒルズに午後2時半頃に到着。長い行列を待って2Fのチケットカウンターでチケットを買い、52階の東京シティビューに辿り着いた時には午後3時を回っていた。
ちょうど3つの催し物をやっており、ZOZOTOWNの前澤社長(当時)が購入した絵画でその名を知ったバスキア展、赤い糸の作品が象徴的な塩田千春展、YMOの細野晴臣デビュー五十周年記念の「細野観光1969−2019」が一つのビルの中で同時開催されていた。
そのうちのバスキア展は追加料金が必要で、塩田千春展は東京シティビューの入場券を提示すれば入場可能だったが、時間が無かったしおそらく大阪でもやるのではないかという期待からスルーした。「細野観光1969−2019」は東京シティビュー・スカイギャラリーで開催されていてメランコリックな音楽も館内に流れていたので、音楽的嗜好にかかわらずその空気を味わうこととなった。
おそらく大阪ではやらないであろう東京らしい雰囲気の中で東京のビルの群れを一望することとなった。目的は当然夜景撮影だが、長く音楽を聴いている内にまったりとした気分になってきて、記念に物販コーナーでCDを買っておけば良かったと今になって思う。
今回の記事では六本木ヒルズ展望台の東京シティビューから景色を撮るときにお薦めのレンズや各作例のカメラの設定、屋上スカイデッキでの撮影方法、マナー、その他約束事や所感など、六本木ヒルズ展望台の撮影に初めて訪れる人に役立つ諸々のことを解説していきたい。(全文:9,100字)
記事の内容
- チケット購入方法
- 展望台の混雑具合
- 東京シティビュー各方角の作例写真を多数掲載
- 作例写真に焦点距離とカメラの設定を附記
- 屋上スカイデッキから撮影した作例
- 夜景撮影で手持ちで手ブレしないシャッタースピードと作例比較
- 屋上スカイデッキでの撮影に便利なレンズ
- 東京シティビューでの撮影に便利なレンズ