レンズによる写真の見え方の違い – 女の子を可愛く撮る方法

可愛く撮る。

老舗のラコロール主宰のこの日のコスプレイベントでは洲本城とアルチザンスクエアで撮影したが、他にも神社や海など数カ所撮影スポットがあった。この日は一応海で撮影することも事前に予定の内には入っていたのだが、衣装が決まってから海はそのキャラには合わないということで、上述した2箇所となった。洲本城は桜が咲いているという理由、アルチザンスクエアはレンガ造りの背景とイベント受付会場に近いという理由からだ。

洲本城の桜が素晴らしく満開で、ここで撮るのが非常に絵になる。もし2日連続でイベントがあったならば、淡路島で一泊して連日で参加したい程だった。

一泊すればどこが良いだろうと宿を思い浮かべたのだが、帰りのバスを待っているときに関西圏のCMで有名な「ホテルニュー淡路」の送迎バスがやって来て、運転手がこちらに慇懃に会釈し、宿泊客がいないかひとり周囲に問いかけていた。といっても他にバス待ち人もいない。それでも何度か問いかけて、しばらくしてから時刻が来たのか去って行った。運転手の一連の所作を見ていて、もし宿泊することがあればホテルニュー淡路が良さげだと思わずにはいられなかった。CMで何度も見ていてあのフレーズが頭にこびりついている、機会があれば1度泊まってみたいものだ。

今回の記事では洲本城での撮影体験を元に、同じ場所で2種類のレンズで撮影した写真の見え方の違いを解説していく。(全文:2,600字)