フリッカー現象? ブラウン管テレビを写真に撮ると画面が縞模様に写る理由

見覚えのある置物がいっぱい。

何とも懐かしい電化製品があちこちに置かれているブース。ハコアム大阪8階の筺型ブースの1つだ。どことなく6,70年代アメリカのモーテル、或いは探偵事務所を思わせる。昔押し入れに同じタイプのゴチャッとした様々な機能がついた男のロマン溢れるラジカセが仕舞ってあったのを思い出す。ブラウン管テレビも子供部屋に置いてあったのは14インチだったか18インチだったか。思えば子供の頃はこの小さな画面の中でマリオやその他のファミコンゲームを楽しんでいたのだ。今は48インチの大画面テレビでアニメを見たりゲームをしたりしているが、8ビットの世界の方が広かったように思う。最新のゲームのような華麗なグラフィックではないが、足りない分は子供の豊かな想像力で補っていたからだろう。

写真を見て1つ気になったのが、ブラウン管の縞模様。そういえば昔の映画にしてもテレビドラマにしても、ブラウン管が写ると、画面が縞模様に写っていて、実際に我々が日常的に見ていたテレビ画面とは違って見えた。

ブラウン管テレビの画面の砂嵐。なぜ縞模様になるのか、回避する方法はないのか、些末な事ではあるが検証してみる。(全文:1,700字)

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今回の撮影で使用したレンズ