今回紹介するのは、大阪は堺市にあるスタジオ浮世。小綺麗な一戸建ての和風古民家をフォトスタジオとして利用出来る。
畳の部屋3つに、前庭、廃屋風の納屋、現代風白部屋。裏庭などがあり、薄桜鬼や刀剣乱舞などの和装系キャラクターに最適な造りとなっている。
鏡の設置された更衣室もあるが、今まで付き添ったレイヤーさんは、奥の畳の部屋で着替えていた。飲み物の入っている冷蔵庫もあり、100円でペットボトル1本と交換出来る。近隣にコンビニがないので、食料が必要な場合は、事前に購入しておく必要がある。
撮影を彩る様々な小物も用意されている。ロードバイクも置いてあった。
泉ヶ丘駅から無料送迎サービスあり!
神戸・大阪方面からのアクセスは、南海電鉄が便利だろう。南海電鉄難波駅から、電車一本乗り換え無しで泉ヶ丘駅で下車。
市営地下鉄御堂筋線なかもず駅から泉北高速鉄道和泉中央行きに乗り換えて、泉ヶ丘駅下車のルートもある。
そこから先は、スタジオの無料送迎サービスが利用出来る。駅を出て直ぐのロータリーの前まで、スタジオオーナーの自家用車で迎えに来てくれる。
送迎サービスはあくまでオーナーのご厚意なので、1日につき2組まで。スタジオをシェアする場合は、行きはレイヤー同士とカメラマン同士に別けて、帰りはフレンド同士で利用すると、都合が良いだろう。
縁側のそばに座ると、自然光を生かした写真が撮れる。広角レンズで撮影すると、奥行きの広い空間が出現。NHK大河ドラマ風のダイナミックな絵作りを狙ってみた。
襖を開けて、モデルから距離を撮り撮影。奥行き感のある写真を演出。
趣のある納屋ではシリアスな写真も撮影可能。自然光も入るが、ストロボを使用すれば、作例の様な暗めの写真も撮れる。
前庭も和風らしさが漂う。周囲の家が写り込まない様に切り取って撮影するなど工夫すると良い絵が撮れる。
別の日に撮影した一枚。納屋から裏庭に出ることが出来る。作例写真はレフ板を当てて、ホラーなイメージで撮影。
昨日もフレンドさん達と撮り合いをしてきた。キャラクターは双方とも刀剣乱舞。オーナーの話によると、空き家になった古民家をどうしようか考えていた所、1年半前にコスプレシェアスタジオの特集をテレビで見たのがきっかけで、自分たちもやってみようとかということで、スタジオに改装したのだそうだ。刀剣乱舞ブームもあり盛況で、予約が直ぐ埋まってしまうと、シェアしたカメラマンさんやフレンドさんも口を揃えて言っていた。ホームページ含めて家族経営でやっておられ、応対も物腰柔らかで、すこぶる丁寧だった。
僕も素敵に撮って貰ったので、僭越ではあるが1枚載せておく。