ストロボ光による壁の飾り物のテカリを防ぐ方法

壁に飾ったデコレーションのテカリを抑えながらストロボ撮影をする方法は?
壁に飾ったデコレーションのテカリを抑えながらストロボ撮影をする方法は?

壁に百均で買ってきたプレートを飾って撮る事になった。以前も同じスタジオでパリピ風の飾り付けで水着撮影をしたが、前回の写真が好評だったので今回もカメラマンとしてお誘い頂き、電車1本で馳せ参じた。飾り付けは主にレイヤー達がやり、片付けはカメラマンが行う。

いざ試し撮りしてみると、ドーナツのイラストが印刷されたプレートの一つがストロボ光を跳ね返して白く光ってしまった。よく見ると包装のビニール袋に入れたままだったので、ビニールを剥がして再度撮影。しかしやはり白くテカってしまう。

これだとサマにならないので、いかがしたものかと思案した結果、そういえば反射を抑えるPLフィルターを持ってきていたのでまずそれをレンズに装着して撮ってみたが全く効果がない。そこでプレートに近い側に置いていたアンブレラを、ソフトボックスに取り替えてみたらどうだろうと思いやってみたら、プレートのテカリをかなり抑えることが出来た。

光の指向性が強いソフトボックスを用いるとかテカリを抑えることが出来た。
光の指向性が強いソフトボックスを用いるとかテカリを抑えることが出来た。

様は壁に光が余り届かなければいいわけで、ソフトボックスはアンブレラよりも光の指向性が強いから、このような結果を得ることが出来たのだろう。

アンブレラは女性を綺麗に写すときには有効だが、光が広がりすぎて、後ろの壁の色によっては不自然に白く色づいてしまうことがある。そのような場合はソフトボックスに変更した方が無難だ。