ライブステージで歌っている風の初音ミクをスタジオで撮る。場所はハコスタジアム大阪3階のフロア、右手奥の突き当たり。普通に撮っていても普通の写真になるし、せっかくペンライトをセッティングできる手作り器具が用意されているのだから、それらを用いてエモい写真を撮ることにした。
はじめはレイヤーさんに頼んで、7階受付でペンライトを貸して貰うことにしたが一本しかないという。一組一本までなのか、他にまだ何本かあるのか。という事で今度は筆者が受付に訊いてみたが、やはりもうない。8階ハコプラスでも売ってないという。
という事で二人で相談して、近くのダイソーまでペンライトを買いに行くことにした。大国町から南西へ歩いて10分くらいの場所にある。レイヤーさんはその場に残って自撮りしておいて貰い、ライティング機材は脇に寄せて置いて、貴重品が一式入ったカメラリュックだけ担いで、7階受付で途中退場の手続きを済ませる。駆け足でダイソーに辿り着き、店員に訊いて、税込みで一本330円のペンライト、正式名称は「ファン!ファン!!ブレード(LEDコンサートライト、8色チェンジ、ストレート型)」を8本購入した。併せて単4電池も購入。ボタンを押すと様々な色に変わるタイプだ。
戻ってきたときには汗だくだった。ハート型のも1つ買ったが、それは要らないとのことで、通常の形のペンライトで撮影。
よく見ると、ペンライトがグラデーションに色づいている。なぜか。
またLEDライトとストロボを併用する場合、LEDライトの色が強調されないので、ライティングが難しくなる。
今回の記事では、ライブステージ風のブースで、ペンライトを用いたライティング方法を解説する。(全文:2,000字)
- ペンライトの色が2色になっているワケ
- カメラの設定と使用レンズ、ブースの特徴
- ペンライトの色をしっかりと出す撮影手法
- F値の設定の意味
- ペンライトをよりリアルに魅せる演出