被写体は明るく、背景は夜の灯りのイメージで撮る方法

試行錯誤を重ねて幻想的な写真に仕上がった。

同じスタジオの中でも撮りやすいスペースと難易度の高いスペースがある。人によって難易度の基準も異なるし、どういう絵が欲しいかもその都度色々とあるから一概には言えないのだが、ストロボを使って被写体を綺麗に撮ることを前提とした場合に、果たしてここでどう撮ればその目的が叶うか思考することになる。

撮影場所はスタジオ・ルール。大阪メトロ御堂筋線の西中島南方駅が最寄り。最近訪れることが多いスタジオで、2週間ほど後にもこのスタジオで別のレイヤーさんを撮る事になっていた。

2階にある絵本に出てきそうなスペースで、星の飾りなどが吊り下げられている。ここで暗めに撮って欲しいと言われたので悩んで悩んで試行錯誤した。その理由と撮影過程を振り返っていきたい。(全文:2,600字)

  • 暗く撮る為の試行錯誤
  • ライティング機材を変える
  • 定常光を生かしたいのに、なぜシャッタースピードを高速にしたのか
  • 限られたライティングしか使えない場合の考え方

今回の撮影で使用したレンズ