順光でも顔を綺麗に撮る方法

順光でも顔を綺麗に撮りたい。

このライティングどうやったの第3弾。

コスプレ撮影をしていて初めましての人に良く聞かれるのが、スタジオと野外どちらの撮影が得意か、というもの。まるで社交辞令にように聞かれる。この日の撮影で聞かれたかどうかは忘れたが、過去を振り返ると必ずと言っていいほど問われる質問だ。話題を紡ぐ糸口としてちょうど良いというのもあるのかも知れない。

これは言い換えれば、ストロボ撮影が得意かそれとも自然光撮影が得意かという事でもある。しかしながらストロボを含めたカメラに寄る明るさの取り方について熟知すれば、そのカラクリは実にシンプルで、外だろうが内だろうが大して難易度は変わらないことに気づくだろう。後はレンズや機材の問題だ。

今回の作例はオーソドックスな撮り方で顔が綺麗に写っている。野外と言えば逆光撮影だが、これは逆光で撮っていない。むしろ太陽の位置は順光にある。

順光撮影というと顔に影が出たりと実に厄介。ところが顔に影は出ておらず、まるで逆光で撮ったかのような美しい写真に仕上がった。ではどのようにして撮ったのか。振り返っていきたい。(全文:1,300字)

  • 順光でも顔に影を落とさず綺麗に撮る方法
  • レフ板の当て方

今回の撮影で使用したレンズ