空の色が薄く写る理由と、日中シンクロで撮る意義

自然光に頼らず日中シンクロで撮る意味は何か。

海ロケ、10月なのに夏日のような暑さの中で撮影していた。毎年この時期は台風の到来と重なるので風が強いときもあるのだが、強風にならなかったことだけは幸いだった。時間もあまりないということで、歩いて15分はかかる石のビーチの方へは出向かず。

その分いろいろな撮り方でレイヤーさん達の魅力を存分に引き出すことに専念できた。今回は絵作りの違いについて見ていきたい。空の色が前回の記事の写真よりも薄い理由を主軸に、野外でストロボを光らせて人物を撮る手法『日中シンクロ』と絡めて解説していく。(全文:2,400字)

35mm | F11 | 1/250s | ISO100

今回の撮影で使用したライティング機材