先日カメラの測光機能が壊れたのではないかという記事を書いた。照準器を使って陽のあたらない暗い茂みに潜り込んだカワセミを撮ってみると、いつもとは違いなぜか真っ暗な写真が撮れてしまうという症状だった。
雨の日に滑って尻餅をついて担いでいたカメラバッグに衝撃が加わったせいで故障したのではないかと疑ったのだ。その日を境に陽の当たらない場所にいるカワセミを撮ると写真が暗くなる。露出補正を最大限に振っても余り明るさを取り戻せない。
ところが今日同じように撮影していて、ふと思い当たることがあり実験してみた。結果としてカメラの測光機能が故障したのではないことが判明した。
なぜ写真が暗くなったのか、その真実と実用的な対策法を紹介する。まるで推理ドラマのような展開。
以前の記事では対策法がカワセミ撮影に於いては余り現実的ではない方法だったが、今回の対策法はカワセミ撮影にも有効で、誰にでも可能かつ確実な方法なので、お困りの方は参考にして頂きたい。(全文:2,400字)
今回の撮影で使用した機材
ホビーズ フォトサイトシリーズ Kingfisher(キングフィッシャー)2