ピントの甘い写真をピントが合っているように修正する方法

せっかくカッコ良く撮って貰ったのに、ピントが合ってなかったなかった・・・。でも諦めるのはまだ早い!
せっかくカッコ良く撮って貰ったのに、ピントが合ってなかったなかった・・・。でも諦めるのはまだ早い!

前回の記事で、ピントが合わない原因についてつらつらと書き連ねた。しかしどう対策したって、ピントが合わない時は合わない。そしてピントが甘い時に限って、自分や被写体にとってベストショットだったということもある。

ピントが合わない原因を解決する7つの方法

写真のお渡しの段階になって、ピントの合っていない写真は削除するべきだろうか。結論から言うと、失敗写真とまでは言えないピントの甘い写真を削除するのは、余りよろしくない。なぜならその写真が、写真を受け取るモデルにとっては、ピント以外はベストショットである可能性も否定しきれないからだ。

ピントの甘い写真は、フォトショップを使えばなんとか修正可能だ。目だけにシャープネスをかければいい。ウェブ上にアップする分には十分誤魔化せる。

また等倍で見てピントが甘い写真であっても、ウェブにアップする為に縮小表示をすると、クッキリと合っているように見えるものだ。だから多少ピントの緩い写真は気にする必要はない。もちろんガッチリと合っていることに越したことはないのだが、現場での様々な要因が、ピントを甘くさせる事がある。

一番良くないのは、ピントの甘い写真を失敗写真と決めつけて削除してしまうことだ。ピントの甘い写真を捨てるよりも、完璧主義の方を捨ててしまおう。

photoshopでピントの合ってない目をシャープにする方法

1.データを開く。

2.左サイドバーの「長方形選択ツール」を選択して、目の部分だけ囲む。

ピンボケした目をシャープにする方法。

3.上部メニューの、フィルター » シャープ » アンシャープマスクを選択。

ピンボケした目をシャープにする方法。

4.量と半径を調整する。しきい値は増やすと暈けるので0に。

ピンボケした目をシャープにする方法。

左側の目も同じように修正を施す。

出来た写真がコレ。長辺900ピクセルで保存。ウェブに使う分にはまぁなんとか誤魔化せる。

ピンボケした目をシャープにする方法。

このような無駄な手間を省く為には、要はピントは合っているに越したことはない。ピントが合っていないことには、被写体の解像感もどっか行ってしまうので、現場できっちりとピントを合わせるよう心がけよう。