
踊ってみたの動画で下からせり上がってくる動画を撮って欲しいと言われて、それはスタビライザーがないと無理と答えた。
先日京都を訪れた際にも二人の女の子が歩く動画を一眼レフで撮影してみたのだけれど、再生してみると、乗り物酔いしそうになった。撮影時はしっかりと構えていたつもりでも実際にはゆらゆらと上下左右に動いていて、目が酷く疲れる。乗り物酔いの症状が出てくる。
何か良いスタビライザーはないものかと探してみたが、フライカムは値段は2〜6万円と安めなのだが、どうも野外に持ち込むには大きすぎてカメラやレンズと合わせると大荷物になりそうだったり、解説している動画などを見ていると調整が難しそうだったりでなかなか買う気が起きない。操縦桿のような形の凝ったスタビライザーは値段が15万円以上して高価だったりと、こちらも食指が伸びなかった。
何か無いかとTwitterで呟いていたところで、民生用ドローンと空撮技術で有名なDJIから、RONIN Sなるスタビライザーが6月末に発売されるというニュースが飛び込んできた。価格は税込みで92,800円。
キヤノンのカメラだと1D系や5D系にも対応しているそうだ。
さてRONIN Sなるスタビライザーは、一眼レフデジカメの動画撮影において実際にどのような効果があるのか、動画を見て頂いた方が早いだろう。
なかなか本格的な動画が撮れる。92,800円なら、踊ってみたの動画撮影までまだ時間があるのでお金を貯めて買ってしまうかもしれない。
映画用のスタビライザーを開発した会社の製品も気にはなっていたのだが、15万円と値段が高く、体に防弾チョッキみたいなものを着込んで体を支えるオプション品を見て、これはちょっとアマチュアがやるには大がかりだし大変だなと見送っていた。或る外国の短編映画のメイキングで、こういうのを着て撮影している風景を見たことがある。
もう少し安くてコンパクトなスタビライザーはないものかと待望していたところ、RONIN S発売のニュース。92,800円なら出せない価格ではない。ただ6万円する腕時計と、34万円するレンズを昨日買ってしまったばかりなので、10万円を貯めるために、しばらくまた節約生活が続きそうだ。
というわけで、もし購入したら動画レビューもやりたいと思う。動画撮影の練習にお付き合い頂ける方も募集していますので、購入した折には、Twitterをフォロー後に、ダイレクトメッセージお待ちしています。