PayPay100億円あげちゃうキャンペーン20%還元祭りでの高級レンズ購入は得だったのか損だったのか検証!

PayPay祭りのレンズ購入は得だったのか否か。カカクコムで価格調査。
PayPay祭りのレンズ購入は得だったのか否か。カカクコムで価格調査。

2018年12月にPayPayの100億円あげちゃうキャンペーンで購入したCanon EF24-70mm F2.8 L Ⅱ USM。21万円。実はこのキャンペーンが終わってからビックカメラやヤマダ電機など大手家電量販店で様々な家電製品の価格が下がったと、Twitterで話題になった。

そういえば筆者が購入したこのレンズも2万円くらい値下がりしていただろうか。また狙っていたキヤノンのストロボ600ex-rtⅡもちょうどPayPayキャンペーンのボーナス4万円相当がアプリに反映されたのと同じ時期に58,000円から74,000円くらいに値上がりした。価格を巧く調整している感がある。Yahoo!ショッピングや楽天市場などに出店している様々な店舗も、ポイント還元率が高くなるキャンペーンが張られると、それに応じて同じ率だけ値上がりしたことがあったので、同じ現象がPayPay祭りの後に生じたのだろう。以前動画用のスタビライザーを買ったときにその現象が起き、ポイント還元率が上がっても全くお得感がなかったのだが、どうしても欲しかったので予約注文した。プラマイゼロだが他のポイント還元などと巧みに併せて高ポイント還元を実現できた。しかし楽天市場のポンカンキャンペーンも終了するみたいで、他のP還元制度も含めて総じて引き締めに向かっているように思われてならない。

PayPayクレカ払いで、エポスカードのポイント還元キャンペーンも反映されていた

改めて今回のPayPay祭りの買い物でどれくらいのポイント還元があったのか調べてみた。エポスカードのサイトから設定することで獲得できる実店舗でのポイントアップ分も付与されていた。PayPayのクレジットカード払いでも、クレジット会社が独自に設けている還元キャンペーンが反映されたという事だ。

年間50万円超えのポイント還元は、他の商品のクレカ使用額も含まれ、PayPayとの関連性が低いので差し引く。ポイント還元68,159円で、実質購入額は141,899円

※計算してみると以前の記事でエポスカードの還元ポイントと、年間使用50万円のポイント還元率に誤りがあったので、訂正した。エポスカードポイント還元10,500円→1,050円、年間使用額50万円越え5,000円→2,500円。エポスカードポイント還元は表記額のみ誤りで計算上は1,050円で行い正しかったので、計算違いによる差額は2,500円のみ。

PayPayの100億円あげちゃうキャンペーンに乗ってみた – 20%還元だけど31%の高還元率を実現するための買い物攻略法

約142,000円として、今現在のCanon EF24-70mm F2.8 L Ⅱ USMの価格を調べてみた。カカクコムでの最安は2019年2月26日現在で164,100円。販売店でのポイント還元は無し。2万円ほどの差がある。

EF24-70mm F2.8L II USM 価格比較(価格コム)

PayPay祭り後に20%値下がりしたと推定してもお得に買い物できた

チャートで過去の最安値を調べてみると、2019年1月16日に、155,615円。PayPayボーナスがアプリに反映されてから6日後になる。それでも約1万円の差がある。

ビックカメラ現在価格は税込み223,300円。購入額より13,000円ほど高くなっている。22,330円分のポイント還元があるから実質20万円。6万円ほどの差額。

確かPayPayキャンペーンが終了してから値下がりした記憶があるのだが、どれほどだったか。メモ書きしておけば良かった。ヤマダ電機で買った炊飯器がPayPayキャンペーンが終了してから20%値下がりしたというツイートは検索すると出てきたが、これをレンズに当てはめると、税込み168,000円に値下がりしたという事になる。ビックカメラがここまで値下げするだろうかという感じもするが、PayPayキャンペーンで購入した時と同じくポイント還元で差し引いていくと、実質147,840円。5,800円ほどの差額となった。約6,000円お得に購入できたことになる。どちらにしてもこのレンズ、カカクコムでの直近2年間の最安値チャートを見てみると、ビックカメラのような大型量販店で税込み168,000円まで値下がりすることはほとんど無いから、最安値の良い時期に6,000円ほどお得に買えたとも言える。

2019年2月26日現在の価格調査に戻る。ヤマダ電機のヤマダウェブコムは税込み194,272円。52,000円ほどの差。ヤマダウェブコムはポイント還元が1%だが、ヤマダ電機のクレジットカードを使えばポイント還元は店舗と同じになるのだろうか。説明書きが見当たらないので不明。

久しぶりに価格調査をして気づいたが、ビックカメラにしてもヤマダ電機にしても税別価格が赤字で大きく表示されているので、大きく値が下がったように印象づけられるが、8%の消費税を入れると大して値下がりしていないことを実感する。将来的に消費税が8%から10%に変更する事が確定しているので、税抜き価格を表示するように推奨されているのが理由らしいが、消費者側からすると気持ちを上げて下げてのジェットコースターで何ともやるせない気持ちになる。

PayPay祭り実質購入額比較まとめ

  • ビックカメラでの購入価格 ・・・ 210,000円
  • ビックカメラ現在価格(2019年2月26日) ・・・ 223,300円
  • ヤマダウェブコム現在価格 ・・・ 194,272円
  • ビックカメラPayPay終了後 ・・・ 168,000円???(値下げ率20%と仮定した場合の推測値)
  • ポイント還元による実質購入額 ・・・ 141,899円
  • ビックカメラPayPay終了後P還元実質額 ・・・ 147,840円(推測に基づく仮定価格)
  • カカクコムでの最安値(2019年1月16日) ・・・ 155,615円(ポイント還元無し)

ポイント付与されたサービスはPayPay、ビックカメラ、エポスカードの3サービス。どれもよく使うサービスなので、ポイントを使わず消滅してしまうという懸念も生じない。結果的に得をしたのではないだろうか。買おうか迷っていた大三元ズームレンズも手に入ったし写りも良いし、楽しい撮影体験が出来たので文句なしだ。

エポスカード