シューユニットはライティングのお守り

UN シューユニット UNX-8237
UN シューユニット UNX-8237

ストロボを購入すると必ず着いてくるのが、ストロボスタンド。スピードライトスタンドやフラッシュスタンドとも呼ばれている。

ストロボを填め込んで、地面に立たせることが出来る。多灯ストロボを行う時に使う。裏面にはネジ穴が着いていて、アンブレラホルダーなどに装着することも可能だ。

多灯ストロボを頻繁に行っていると、良くライトスタンドや三脚を倒して、ストロボが地面に叩きつけられることがある。ストロボは無事だが、スピードライトスタンドの方が割れて使い物にならなくなったということも多い。

後は装着時にネジを締めすぎたために、ネジ穴の溝がすり減ってアンブレラホルダーに装着出来なくなってしまったという事もよくある。

そうなると大変だ。アンブレラホルダーにストロボを装着出来ないので、多灯ストロボが出来なくなってしまう。以前ロケ地でストロボを付けた三脚を誤って倒してしまい、スピードライトスタンドが割れて、使い物にならなくなってしまったことがあった。

テーピングで止めてみたものの、ぶら下がった不安定な状態の使用で、最後には、同じイベントに遊びに来ていた子達と合流して、後ろでストロボを持って貰い撮影を続行させることになった。

夜撮影だったので、後ろに立っている補助者が写り込まないように被写界深度を開放で撮って何とか誤魔化そうとしたが、雨も降っていてビニール傘を持っていたので、それとなく傘の形が分かるような感じで写り込んでしまった。

せっかくの雨撮影だったのに、スピードライトスタンドを破損してしまったために、完璧な写真を撮り損ねてしまったのだった。

シューユニットに買い換えよう

さて、このスピードライトスタンド、Nikonならカメラ量販店やネットショップで1000円前後で販売しているのだが、どういうわけかキヤノン製のスピードスタンドは店舗で販売されていない。

手に入れるためには、キヤノンのサービスセンターに直接赴くか、家電量販店で取り寄せ注文しなければならなくなる。値段は1,200円くらいだったと思う。

取り寄せには当然時間がかかるし、店舗まで出なければならない。近くにサービスセンターやカメラ量販店がない人にとっては、非常に面倒臭い手順を踏まなければならないことになる。

そこで、スピードライトスタンドに代わる物として、シューユニットという器具がある。

裏側にネジ穴があるので、今まで使っていたアンブレラホルダーに問題なく装着することが出来る。ポケットに入るくらい小型なので場所も取らない。スピードライトスタンドのように出っ張っていないので、落としてもネジ穴に負荷がかからず割れそうにない。値段は1,200円前後。

壊れてしまった時のために、予備用に1つか2つ余分に持って行くといいだろう。撮影中に、ストロボを取り付けたライトスタンドや三脚を不注意で倒すことが良くある。予備のシューユニットを持って行けば、万が一のトラブルに見舞われた場合にも、撮影に支障を来すことがなくなるだろう。シューユニットはあなたの撮影のお守りとなってくれる。