日本郵船の株価が冴えない。バラ積み船運賃指標のバルチック海運指数も歴史的安値で、円高も重なり大幅赤字決算。海運三社とも似たような悪環境だが、先日三社が合同記者会見を刷るというニュースで、期待感から8％も上昇して200円台を奪還していた。

しかし発表後は3社によるコンテナ船事業統合のニュースで、加熱も収まり株価後退。元の木阿弥、190円台に戻った。

アベノミクスでせっかく380円付近まで上がっていたのに。しかしここまで来ると底値とも思える。下値は知れているし、赤字決算発表で膿を出し切り、失望売りも一巡したように思われる。まさか倒産することはないだろう。四方を海に囲まれた海洋国家日本で海運会社が倒産するわけがない。
いっそのこと海運大手三社が合併するというニュースでも出れば、株価が大きく上がるかも知れない（笑）