麦わら帽子は冬に買えとは、有名な株の格言。麦わら帽子は冬になると需要がないので価格が安くなる。
しかしそこを逆手に取り、冬の内に買い溜めて、需要が増えて価格が上がる夏に売れば、大きく儲かるということ。
株の世界も同じで、後々の好材料を予測して誰もが目をつけていない安い時に買い溜めて置いて、材料が出て高騰した時に売れば大きく儲けることが出来る。他人が欲しくないときに買い、他人が買いたくなったときに売れということ。
ビールメーカーや飲料水メーカーの銘柄では、主戦場である夏前の5月頃にだいたい勢力図が出揃うので、冬から春にかけて株価が騰がり、主戦場の夏以降は下がる事が多い。
水物の銘柄は夏に買いたくなるものだが、あえて皆の頭に浮かばない寒い冬の段階で仕込んでおけば、安く買えて、値上がりが期待できる。
類義語
人の行く裏に道あり花の山