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レタッチいらずの肌に撮る為の7つの秘訣!

レタッチいらずの肌に撮る為の秘訣は?

レタッチいらずの肌に撮る為の秘訣は?

コスプレ撮影と言えば、肌レタッチは必須。肌レタッチはエチケットとかいうキャッチコピーの広告も見かけた覚えがある。

肌レタッチはPhotoshopを使えば施せる。しかし撮影していてよく言われるのが、「ユージさんの撮った写真、肌レタッチいらず」。

確かにウェブで上げる分には(長辺1000ピクセル程度に縮小表示する分には)、肌レタッチは必要ないくらいに綺麗に撮れている。ちなみに使っているカメラはCanon 1DX、プロが使用するフルサイズ機だ。フルサイズ機というと顔の毛穴まで写ってしまうと批判する者もいるが、持ってもいなければ使い込んでもいない人間のカメラ談義くらいアテにならないものはない。

等倍表示で見てもレタッチいらずの肌に撮れる方法がある。今回はその秘訣を順を追って解説していこう。

ベースメイクをシッカリと施す

これはモデル側の対策になる。まず綺麗に肌を写すにしても、メイクがシッカリと出来ていることが大前提となる。化粧水→乳液→化粧下地→ファンデーション→ハイライト→フェイスパウダーの順でシッカリとメイクを施す。コスプレメイクならやや厚い方が見栄えが良くなるし、肌も綺麗に写せる。特にアンブレラやソフトボックスを使ったストロボライティングで撮影する時には類い希な威力を発揮する。

カメラを明るい設定にして撮る

暗いと肌のシミやできものが写ってしまう。これら不純物を目立たなくするためには明るく撮ると良い。たとえば単焦点レンズを装着して、F値を小さくする。シャッタースピードを手ブレ以内範囲で1/60秒から1/125秒まで下げる。ISO感度を上げる。F値、シャッタースピード、ISO感度のいずれか、もしくは全てを操れば、写真の明るさを変える事が出来る。

レフ板を当てる

野外撮影ならレフ板は必須だ。レフで太陽光を反射して顔に当てれば、顔のシミや吹き出物などはある程度は飛ぶ。ないよりはあった方が良い。

ストロボ光をソフトボックスやアンブレラで透過させて撮る

レタッチいらずの肌に撮る為の最も効果的な手法は、ソフトボックスやアンブレラを使ったストロボライティングだ。肌を綺麗に写すためには、顔に光を当てる必要がある。ストロボで飛ばすと我々はよく言っている。モデルのメイクがシッカリできていれば、その効果は絶大となる。モデルも撮影者自身も驚く程に顔を綺麗に写せる。

単焦点標準レンズを使って、絞り値F2.2~F4くらいで撮る

開放F値1.4で撮ると、顔が暈けすぎて肌がシッカリと写らない。かといってF7.1とかF9とかF11のように風景写真のように絞り込んで撮ると、今度は逆にシャープに写りすぎる。肌の質感がありありと出てしまう。男性や男装キャラ、カッコいい女子キャラなら肌の質感が出るほどに絞り込んで撮るとカッコいいが(映画のポスターを見て貰えれば分かるが、男女ともに肌の質感がありありと出ている)、女性やカワイイ系女子キャラおよび男子キャラを撮る時は、余り絞り込まずに標準レンズで撮ることをお薦めする。

単焦点レンズをお薦めするのは、レンズの描写性能を損なわないで撮る為だ。開放F値4のレンズでF4で撮ると、開放での撮影による収差が出る恐れがある。開放F値1.4もしくは1.8のレンズを使えば、そこから絞り込むことで解像力が増していく。F4以下の小さめのF値で撮っても収差が解消されているので、背景もよく暈けた美しい描写の写真を撮影する事が出来る。開放F値が大きいレンズに良くありがちな収差の問題に煩われることもない。

ISO感度を上げて撮る

ISO感度を上げることでノイズが発生するが、カメラが自動的にノイズ処理を施すのでツルツル肌になる。ノイズ処理の副作用を逆に利用する手法だ。使用するカメラにも寄るが、ISO感度800から1600くらいで撮ると、肌がツルツルになる。

もちろん写真全体に対する肌面積の割合でツルツル効果の具合は変わってくるし、ISO感度を上げることによるノイズの量が撮影者やモデルの許容範囲に収まっているか、考慮に入れる必要もある。

クロスフィルター、もしくはソフトフォーカスフィルターを使用する

クロスフィルターやソフトフォーカスフィルターを使用することで、肌をふんわりとした質感で撮ることが出来る。レンズにフィルターを付けると、描写が若干ぼやけてしまうのを逆手に取った手法だ。クロスフィルターは光源を十字やスノークロスの形に出来るし、ソフトフォーカスフィルターは写真がふんわりと仕上がるので、どちらも女の子に喜ばれる。

以上7つの秘訣を抑えておくことで、肌レタッチいらずの写真が撮れることだろう。