Profotoのスピードリングアダプタのネジが緩んで、ソフトボックスが固定できなくなった時の対処法

スピードリングアダプタのネジが緩んで、ソフトボックスの首がカクンとなった状態。
スピードリングアダプタのネジが緩んで、ソフトボックスの首がカクンとなった状態。

昨日某スタジオでProfotoのソフトボックスを使って撮影していたら、スピードライトリングアダプタのネジが緩んでしまって、ソフトボックスがうつむき状態になってしまった。

何度もハンドルをきつく締めてみたが、ソフトボックスがぐたっと下を向いてしまう。おそらくハンドルを回さずにソフトボックスの上下の角度を変えていたので、ネジが緩んでしまったのだろう。

斜め45度から太陽のように光を当てると良いとライティングの教本に乗っていたので、結果的にこのようなライティングで良かったかなとも思ったのだが、ソフトボックスの写り込みが避けられないシチュエーションもあるし、ソフトボックスを真っ直ぐにして上手く陰影のある写真も撮りたい。

何よりこのスピードライトリングアダプタ、24,000円もしたので、ネジが緩んでしまったままの状態のまま放置するのは心情が許さない。

緩んだネジを解決する方法は、意外と簡単だった。スピードライトリングアダプタのハンドルの反対側を見ると、六角形の穴がある。

スピードリングアダプタのハンドルの反対側に、六角形の穴を発見。
スピードリングアダプタのハンドルの反対側に、六角形の穴を発見。

ちょうど部屋の整理をしていたときに、L字型のねじ回しを発掘したので、家に帰ってからL字型ドライバーを填め込んで回すと、元の締まりのあるスピードライトリングアダプタに戻った。一件落着。

この六角形型のドライバー、正式名称は「六角棒スパナ(JIS規格の呼称は六角棒レンチ)」と言う。スピードライトリングアダプタのネジが緩むと、ソフトボックスが上手く固定されず、思い通りのライティングが出来なくなってしまう。これからはお守り代わりにカメラバッグに常備しておこうと思う。

Profotoのスピードリングアダプタを使っているなら、六角棒スパナを常備しておこう。不注意でネジが緩んで締まっても、簡単に修理して撮影を再開することが出来る。