東京テアトルがストップ高。映画「この世界の片隅に」が大ヒットの兆しで。

東京テアトルが前日比プラス50円(約37%)のストップ高の182円で張り付いている。昨日TwitterのTLで市況株全力2階建ブログの記事が流れてきて、東京テアトルの系列映画館で上映されている映画「この世界の片隅に」がヒットの兆しがあるとのことで、話題になっていた。

僕も「10倍になあれ」とか冗談で呟いていたら、朝起きて値を見たらストップ高になっていた。

今のところ、映画が大ヒットの兆しとの事で買われているようだ。先週くらいからチョイ上げしていたが、未確認だった。低位株でさほど注目を集めている銘柄でもなかったのでお祭り状態なのだろう。

予想PERは90倍を超えている。東京テアトルは映画事業の他に、中古マンションのリフォーム事業が好調で、以前上方修正を出しているが期末決算は据え置かれているので、実質的な予想PERは今現在よりも低くなる可能性がある。連結累計の第二四半期純利益1億円に対して、期末予想は1億5000万円。今後、この期末予想数値に映画「この世界の片隅に」の興行収入がどこまで寄与するかが鍵だ。

株式専門雑誌ZAIの方でも、株主優待(映画無料鑑賞券)との兼ね合わせで実質配当利回りが高いと紹介していた。好機が重なったのかも知れない。

予想PERに関係なく高値を目指しそうだが、アッサリと値を戻す可能性もある。元々株主優待目的で購入していたので、ゆっくりと値動きを見守っていこうと思う。