マーベラス（7844）が遂に急騰した。終値で前日比75円高（+7.49％）の1,076円。

直接の原因は、スクウェア・エニックス（9684）と共同開発のドラゴンクエストモンスターバトルスキャナーのロケテスト開催決定のニュース。スマホゲームのニューリリースではなく、アミューズメントゲーム機のIRで、7％以上も急騰した。今まで売り浴びせられて株価が低迷していた分、ちょっとしたニュースがきっかけで急反発しやすい土壌が形成されていたのだろうか。

17日の終値で予想PERは13.96倍、配当利回りは2.79％と値頃感がある。またここに来て、ログレスが人気武器大放出キャンペーンを展開し始めたので、これらのニュースを踏まえて、どれほど上昇の持続力があるのか明日の株価で試されるところ。

ちょうど一年前にも、ディズニー牧場のスマホゲームリリースニュースで、11月の1100円台から12月中頃に掛けて2000円まで短期間で急上昇した大相場を演じた。今後のマーベラスのニュースリリース次第では、その点も意識した値動きになるかもしれない。
一方、連騰続きのコロプラ（3668）は、朝方上昇していたものの、持続力が尽きて反落、小幅安となっている。しばらく調整が続くか。

日経平均株価は、パリの同時多発テロ事件を織り込んで、上昇している。終値で236円高の19630円。NYの相場も織り込み済みで世界的に安心感が広がっている。為替は123円台前半でこちらも良好。11月中に日経平均2万円台回復なるかどうかの瀬戸際だ。