カールツァイス Otus1.4/28は629,000円

世界最高の一眼レフレンズ、Otus1.4/28
中判カメラの描写を彷彿とさせるOtus1.4/28。価格は629,000円(税抜)

既にリリース情報がカールツァイスの公式サイトに上がっていた広角レンズOtus1.4/28の価格が発表された。税抜き価格で629,000円。税込みだと679,320円になる。

予想していたよりも高い。おそらく85mmと同じくらいかそれよりもちょっと高い値段だと思っていたが、サンニッパが買えるのと同等の値段となった。実際の価格はこれより少し安くなるだろうが、それでも高価だ。

質量もキヤノンマウントのZEで1,340gと、85mmよりも重くなっている。キヤノンのLレンズでは85mmの方が重量級だが、それだけ使用されているレンズの枚数が多いのだろうか。

55mm、85mmと中判カメラに匹敵する驚異的な描写力を見せつけてくれたので、今回の広角レンズも申し分ない性能を発揮することだろう。

Otusシリーズに関しては、たまにamazonなどでセールをやっている。カカクコムの値段推移を見ても、発売後しばらく経って価格が下がっていくので、安くなった時を狙い目に購入するのも手だ。

それにしても円安の影響だろうか。カールツァイスのレンズは、どの国を基準にして価格が決められているのだろう。ドイツが基準だとしたら、海外製品となるので、アベノミクス前の1ドル80円時代なら、もっと安くなっていたかもしれない。円高時代にリリースされていればなぁと臍を噛む思いだ。