SONY BRAVIA KJ-49X9000F Android 8.0 Oreoへバージョンアップで躓いた点

BRAVIA KJ-49X9000F

夜寝る前にテレビを消そうとしたら、ソフトウェアのアップデートがあるという表示があった。そこで早速アップデートを実行してほったらかしにしておいたら、夜中にテレビがまだつけっぱなし状態であることに気づいた。

Androidのロゴマークが出てくる際の4つのカラフルな丸が止まって表示されたまま。これはパソコンで言うところのフリーズだろうかと、リモコンの電源ボタンを押してみたが全く動かない。これは電源ボタンを長押ししたら再起動できるタイプのテレビかなと長押ししてみたものの変わらず。

ずいぶん難儀なテレビだなぁとコンセントの電源をオフにして再度つけると、白字のSONYのロゴが浮かび上がり、無事アップデートが完了したことが表示されていた。その後はWi−Fiの設定画面に移ったので、自分が使っているWi−Fiの名前を選択して繋げた。ルーターの自動ボタンで設定するまでもないだろうと踏んだからだ。

さてその次にメニュー画面で自分の好きなチャンネルをカスタマイズできると表示されたが、良く分からなかったのでスルー。試しにリモコンでテレビのチャンネルを押してみると、なぜかなかなかテレビが映らない。5秒か10秒ほど経ってからようやくテレビ画面が映し出されたが、他のチャンネルに変えようとリモコンボタンを押してもなんだか以前と比べてテンポが遅い。それにテレビの中で何かがギーガギーガガガガと音を立てている。

1度選択したチャンネルに戻ると先ほどよりレスポンスは良くなったので、観れるチャンネル総てのボタンを一通り押してみたら、チャンネルが切り替わるテンポが以前とほぼ同じ速さになった。しかし以前よりもどこかモッサリとした感覚がある。

今回のアップデートは公式サイトでも表明されている。

Android TV™ 本体ソフトウェアアップデートによるデザイン・仕様変更、機能追加・削除について(2019年1月~)

Android OSのAndroid 8.0 Oreo へのバージョンアップとのこと。しかし今回のアップデートに見られるようにアップデートから切替までやや不安定だった。テレビなのにまるでパソコンを扱っているみたいだ。

アナログ時代のテレビはスイッチを押したら簡単にテレビが見れた。配線も二股のVHFアンテナをテレビの裏に繋ぐだけ。電源コードを差し込めば簡単に観ることが出来た。

もちろん今現在のテレビの方が大きくて綺麗で便利ではあるが、どうも煩わしいことが多い。まずGoogleの設定をする際にパソコンと同じ画面をリモコンで操作するのが難儀だ。どこを押せば「次へ」ボタンへ進めるのか分からずに、ずいぶん手間取った。

Googleへのログインも、1度パスワードを変えたので再度ログイン設定の画面が表示されたのだが、何度正しいIDとパスワードを入力してもまたログイン画面が出てきて全く先へと進めない。こういう場合は初期化するしかないそうだ。

さて無事にアップデートが終了して2週間ほど経ったが、以前のように快適にテレビを観ることが出来るようになった。チャンネル切替の際のレスポンスの遅さも感じなくなった。